親子の時間研究所

《連載コラム》100歳の手

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皆さま。こんにちは。はっとりまりです。

いよいよ年の瀬になりました。

新型コロナウイルスの感染拡大が広がっていますね。
この先のことを考えると、不安ばかりが大きく膨らんでしまうこともしばしばです。

それでも、いつまでも悶々としているわけにもいかないので、
今日は重い腰を上げて換気扇の大掃除をしてみました。

「やらねば・・・。」と思いながら、何か月も経っていたので、
なかなか手ごわかったです。
好きな音楽をかけて、無心で掃除をしたら、
コンロ周りがピカピカになって、心も晴れました。

(日曜日なので、夫がティン(息子2歳3か月)を公園に連れ出してくれた間に掃除をしました。)

ジャンプとまねっこ

ティンはついにジャンプができるようになりました。
以前は、両足をつま先まで伸ばして、「ジャーンプ!」と言っていたものの、地面から足が離れないという、なんとももどかしい「ジャーンプ!」でしたが、とうとう両足が地面を離れ、晴れてジャンプが成功するようになりました。

最近は、外でも家の中でもジャンプばかりしています。

そして、相変わらずだーちゃん(長女8歳)のまねばかりしています。
おいしいものを食べた時には、「これ、めちゃくちゃおいしいね。」とだーちゃんと同じ感想を述べます。
だーちゃんが『ドラえもん』の漫画を読んで笑っていたのをまねて、ティンも『ドラえもん』を広げて、「あはははは。」と妙な作り笑いをしていたこともありました。

「ティンも!ティンも!」と言ってなんでもまねをしたがる弟の姿が、だーちゃんは可愛いいようです。

100歳の手

9月に祖母が他界しました。
103歳の大往生と言われていますが、いくつで亡くなっても別れは寂しいものだと感じました。

祖母の手を最後に握ったのは、100歳のお祝いをした時でした。
手のひらがぴかぴかしていて、とてもきれいだったのを覚えています。
そっと握った祖母の手は、思ったよりも小さくて、ちょっとひんやりしていました。

そのあと間もなくティンが生まれました。
生まれたばかりの赤ん坊の手を握るとふにゃふにゃで、温かくて繊細で、それでもぎゅっと握り返してくる力強さを感じました。

 

『100歳の手のうた』

小さかった手が

100年の時を経て

しわしわになっていく

たくさんの人に触れ、ものに触れ

何かをつくり

大切なものを あたため

時に 怒りで 固いこぶしを作った

優しさと 愛しさと 勇気を与え

涙を拭った 手

 

だーちゃんもティンも手を握られることが好きです。
寝苦しそうなとき、そっと手を握ると安心して、またすやすやと眠っています。

不安なことがあったとき、「手をつないで」と言います。

小さな手をこれからもそっと、ぎゅっと握ってあげたいな、と思います。

今年1年、このコラムを読んでくださった皆さま、どうもありがとうございました。

どうぞよいお年をお迎えください。

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