注意した方が良い子どもの嘘
ひとくちに嘘と言っても、嘘にはいろんな嘘があります。
「人のためを思って言う嘘」「何かをごまかすためにする嘘」「誰かを陥れる嘘」など。
子どもの嘘は、大人の嘘と違って「自分に関心を持ってほしい」という気持ちから嘘をつくことが少なくありません。
しかし、そんな子どもの嘘の中でも注意が必要な嘘があるって、ご存知でしたか……?
お金・盗み・イジワルな嘘にご注意を!
画像出典:PhotoACより
子どもはよく嘘をつくもの。ほとんどの嘘は、そこまで注意する必要はありませんが、次のような嘘をつく場合は、注意が必要です。
・お金に関する嘘
・人の物を盗んだ嘘
・人にイジワルするような嘘
子どもは4~5歳になると「物欲」が生まれます。
自然に「お金がほしい」「あの玩具が欲しい」と思うようになります。物欲自体は決して悪いものではありません。
しかし、お金を拾ったのにそれを言わない、友だちのものをとったのに「もらった」と嘘をつくなど、このような嘘は、毅然とした言葉と態度で、子どもの嘘を叱りましょう。
小さな子どもであっても、ママの怒りや悲しみの気持ちは伝わるし、心に残ります。
また拾ったお金やごまかしたお金に関しても後始末をきっちりとして、それを子どもに見せる。
人の物をとった場合は、それをきちんと返す――など、正しい対処の仕方を教えてあげてください。
人をイジワルするような嘘の原因はイジメ!?
まだ小さな子どもの場合、誰かにイジワルをするような嘘をつく場合は、その子自身がいじめられている可能性があります。
子どものつく嘘の多くは「自分に関心を持って欲しい」という気持ちが根底にあることが原因です。
だから人にイジワルをするような嘘は、イジワルのような嘘をつく子どもが、なんらかの被害にあっているからかもしれません……!
子どもも大人も嘘の裏には、理由がある
子どもがつく嘘には、大人へのメッセージ込められていることがあります。
もちろん、嘘をつくことは決して良いことではありません。
でも、大人だって子どもの頃にいろんな嘘を繰り返し、それを怒られて今のように成長していますよね?
今回ご紹介した一部の嘘に関しては、しっかりと叱る必要がありますが、それでも嘘の裏にある子どもの気持ちを理解しようとする必要はあるかもしれません!
もしかすると、その嘘の裏には、アナタが思いも寄らなかった子どもの「本当の気持ち」が隠されているかもしれないから。