自分で本物の化石を掘り当てる!化石発掘【触れる図鑑シリーズ】
触れる図鑑シリーズが発売されて約10年。初期に発行されたくさんの子どもたちに楽しんでもらえている「触れる図鑑シリーズ 化石発掘」の図鑑について、何ができるの図鑑なの?どんなところが面白いの?といった実際に見て触って感じる魅力をご紹介してみましょう。
本物の化石が自分で発掘できる!
この「化石発掘」の最大の魅力は、なんといっても本物の化石を、まるで学者や発掘調査員のように自分で石膏を壊し、自分で化石を探し出すことです。
方法はいたって簡単で、木づちを使って少しずつ石膏のブロックを削っていくのですが、数回たたけば化石が出てくるわけではなく何回も根気よく、しかも少しずつ慎重に石膏ブロックを崩さなければ化石が割れてしまうかもしれないのです。
何の化石が出てくるかな?どこにあるかな?とワクワクしながら発掘ができる。しかも化石を見つけることできると「あったー!」という喜びと達成経験を得ることができるのです。
当たり前に感じることかもしれませんが、子どもの時にはこの達成体験をたくさん経験しておくことで、目標を達成するための自信と力であるである”自己効力感”の成長につながるのです。
触っても面白い、見て面白いのが「触れる図鑑」
化石発掘が面白いのは、本物の化石を発掘できるからだけではありません。恐竜がいた太古の時代について、この化石はどんな生き物だったのか?が詳しくわかる「ものしりBOOK]が付いています。写真とイラストが豊富で分かりやすく、思わず「へぇー!」と思うような化石についての情報を知ることができるのです。
石膏ブロックから掘り出した化石に「これなに?」という疑問がでてきたら、ぜひお子さんと一緒に調べてみてください。
図鑑で調べることで”知識を得る喜び”を感じ、知的好奇心を刺激することにつながります。
子どもの成長を今一度知る機会に
子どもは成長するにつれて、興味や反応が様々に変わっていきます。触れる図鑑シリーズの「化石発掘」と通して、ぜひお子さんがどんな事に夢中になり喜ぶのかを、今一度観察してみてください。もしかしたら新しい発見に出会えるかもしれません。