子どもの言葉の成長には個人差がある
子どもは少しずつ身体だけでなく、言葉の使い方も成長していきます。
ただ知らぬ間に「こんな言葉、どこで覚えたの!」というような言葉を覚えてしまうことも。
今回はそんな子どもの言葉の成長についてお話します。
上手にお話できない。でも、それも個性かも!
画像出典:PhotoACより
子どもは、いつの間にか喋れるようになっています。
最初の「あ」とか「ま」とかそういった言葉を話せるようになるまでには、実は個人差が大きいってご存知でしたか?
次のような割合で言葉を覚えると言われています。
◆一語を話す時期の割合
- ・9.2ヶ月で一語を話す……25%
- ・12ヶ月で一語を話す……50%
- ・17.6ヶ月で一語を話す……90%
◆二語を話す時期の割合
- ・19.7ヶ月で一語を話す……25%
- ・22.7ヶ月で一語を話す……50%
- ・2歳5ヶ月で一語を話す……90%
また子どもが話す言葉の発達に、基準はあまりありません。
言葉を話す方には個人差があるので、仮に1歳を過ぎでも一語も話せなかったとしても、心配する必要はありませんよ!
子どもの発達をどうやって確認するの?
まだまだ小さなお子さんは、言葉を話すときと話さないときの差が大きく、親としては「本当に喋れるのかな?」と不安になってしまうことがありますよね?
そんな時は次のことをチェックして、子どもの反応から言葉の発達を確認してください。
- ・耳が聞こえているかどうかをチェック
- ・言っていることに注意が向くか
- ・指差しをしたときに子どもも反応するか
例えば、子どもや自分の名前、おもちゃなどを指差して「これなに~?」と質問をして、子どもが反応しているようならば言葉を理解していること、話せるレベルまで成長していることを実感できます。
今はまだ話せなかったとしても、そのうち話せるようになるでしょう!
子どもの成長は個人差が大きく、大人からすると思った以上に成長が遅いと不安になってしまいますよね。
でも、子どもの身体の成長、脳の成長、心の成長には個人差があります。
今は話せないかもしれませんが、数日後には話せるようになっているかもしれないし。数カ月後にはアナタがびっくりするようなことを言い出すかもしれません!
だから、小さなお子さんが今は話せなかったとしても「言葉の成長が遅い個性だから、今は喋れなくってもしょうがない」とポジティブに考えるようにしてくださいね。