我が家の歯科矯正生活の奮闘記!その4 トレーナー完成。治療開始。
2018年6月。次男8歳のトレーナーが完成!
先日型どりをして、完成を待っていたトレーナー。
「出来上がりました。」とTELを頂いてどんなものなのかとドキドキしながら、F歯科へ向かいます。
写真がトレーナーです。これを上顎にカチッとはめる感じに装着します。
先生が使い方を説明して下さいます。
【上顎にはめてしっかり密着させる、それだけです。トレーナーの真ん中にネジが付いています。トレーナーを装着したときに、歯肉がピンク色だったら、ネジを1回巻きます。
歯肉が白っぽく圧迫されているようなら、そのまま装着して下さい。】
う~ん。まずピンクなのか白なのか、判別が難しいです。
そこで「どう?どんな感じ?」と次男に聞いてみました。
すると、すかさず先生が「お母さんねそういうことは、聞かなくていいの!どう?って聞いて、嫌だって言ったら止めるんですか?やめないでしょ?遊びじゃないんだから。治療だから!」
あ…すみません(苦笑)遊んでるつもりは全くないのですが。
やっぱり気が重い通院です。
【トレーナーの隙間を少しずつ広げていって、ネジがそれ以上回らない所まで、巻き終えたら上顎のトレーナーは卒業です。
上顎がそれだけ広がって歯がきちんと並ぶだけのスペースが出来たと言うことですから。】
【トレーナーはどうしても汚れてきます。入れ歯用の洗浄剤を使うことをオススメします。】
【あとトレーナーの取り扱いは必ずお母さんがして下さい。付ける時も外す時もいつもです。
あるご家庭で、子どもがトレーナーを扱っていた親子がいました。慣れて来たときに、お友達のうちまでトレーナーを付けて行ってしまって、途中で気がついて、外してティッシュにくるんで、そのまま忘れて来てしまったことがあります。
どうなると思いますか?】
【お友達のお母さんは、それと知らずにくるんでいたティッシュごとトレーナーを捨ててしまいました。もう戻って来ません。実際にあったお話です。取り扱いは必ずお母さんがして下さい。】
上顎のトレーナーは、約20万円ですからある意味、背筋がゾワッと寒くなる怖い話ですね。
この日から毎日夜、歯を磨いてからトレーナーを付けることになりました。先生に教えて頂いたように装着。
時間にして1分くらいでしょうか?本人に痛みは全くないようです。
難しいのは、装着した際の歯肉がピンクか白かです。自宅でよくよく見てみましたが、やっぱり全く分かりません。仕方がないので“感”で勝負です。
私は感ですが、先生は診察に行くと「はーい。今日は1つ上がってます。」とか「はーい。今日はそのままです。」とか「はーい。今日は2つ上がってます。」と言うように、ネジの調節をして下さいます。
週1で通わなくてはいけない理由が分かる気がしました。
週1の通院がしんどい。
週1で通うと、治療がスムーズに進むことは重々承知しております。
ですが、自宅のすぐそばの歯科ならまだ良かったのですが、片道50分もかかる場所まで行く週1って、実際に通い始めると、かなり覚悟して決断したにも関わらず、想像していたよりも負担が大きく、もの凄い重荷になってきます。
母もかなりしんどいですが、本人も。
学校が終わった後に習い事もしている中で、習い事をお休みしたり、学校を早退させて頂いたりして通います。ただ他の子の体調が悪くなったり、行事でどうしても出られなくなったりして月に4回は、なかなか通えません。
そんな中、2週間通院の間が開いてしまったことがあり、「今回は2つ下がっています。」と言う日がありました。毎日トレーナーはきちんと付けていたはずだったのに…です。
え!?ショック過ぎて、ますます歯科への足が重くなりました。
それでも歯並びを改善するためには、通わなくてはなりません。
私は、歯科への通院を“これは修業なんだ”と自分の中で、位置付けることにしました。