水と油は混ざらない。じゃあ油の下にあるお水から泡が吹き出して来たら、どうなるの……?
夏休みの実験にぴったりな面白いけど、不思議な実験動画をご紹介します。

水と油を混ぜて作ろうイルミネーション

[材料]

  • 空のペットボトル(350ml)……1本
  • 炭酸水……130cc
  • メントス……1個
  • サラダ油……220cc
  • 着色料(色はお好みで)……1個
  • 100均のライト……1個

[道具]

  • ろうと
  • 新聞紙(できれば)

水と油で、どうやってイルミネーションが?
大人でも「え?」と思ってしまう組合わせですが、実際に作ってみるとびっくりするほどカンタンにキレイにイルミネーションを作ることが出来ちゃいます!

1.ペットボトル1/3ぐらいまで炭酸水を入れ、残りの2/3にサラダ油を入れる


350mの小さ目のペットボトルの1/3までろうとを使って炭酸水を入れ、その上にサラダ油をペットボトルの蓋のちょうど下ぐらいまで注ぎ込みます。

この時、油がこぼれてしまうとお掃除が大変なので、ペットボトルの下に新聞紙などを置いておくようにしましょうね。

2.1のペットボトルに着色料を入れて炭酸水に混ぜる


1のペットボトルに着色料を数滴入れましょう。たっぷり入れる必要はありません。
ペットボトルの中の油を通って、下に沈んでいる炭酸水の中に着色料が混ざり、とてもキレイな色になります。

水と油は混ざり合わないことが、この実験からわかりますね!

3.2のペットボトルの中にメントスを入れる


2のペットボトルの中にメントスを入れると、油には反応せずに下の炭酸水の方へと落ちていきます。
そして、炭酸水の中でメントスが溶けると、ぶくぶくと色のついた泡がペットボトルの中で踊りだす!?


ペットボトルの中で舞い踊る不思議な泡をそのまま楽しんでもよし。100均のライトでペットボトルを下から照らしてもキレイですよ♪

お家にあるものでキレイで面白い実験ができるよ!

動画の中では「水」と「胃腸薬」で最初は実験していましたが、泡が発生する力が弱かったので上手くペットボトルの中で泡が発生しませんでした。

この実験を行われる際には、ご紹介したように炭酸水とメントスで行うようにしてみてくださいね!

難しい実験ではありませんが、油をいっぱい使ってしまうので、この実験をする際にはお母さんに相談しないと後で怒られてしまうかもしれないので注意しましょう。

夏場になっても、全くその勢力を衰えさせることのない、新型コロナウイルス。
子どものこと、自分たちの生活のことコロナのせいで今まで以上に先が見えなくなってしまった不安で、アナタも疲れていませんか?

アナタの心の疲のサインは、どのようなものがあるのでしょうか。

アナタの心の疲れは、大丈夫?


画像出典:PhotoACより
人間の心は、本当に疲れてしまうと何もアクションが取れなくなってしまいます。

・相談する気力が起きない
・外出する気が出ない
・周りの人に自分の気持ちを話せない

アクションを起こすことが、すでに億劫になっているのなら、アナタの心は随分と疲れてしまっているのかもしれません。

そうして、アクションを起こすことが出来ない人は、本当にこのコロナ禍の中で、よく頑張って来たんだと想います。

そして、だからこそ周りの人に助けを求めて、自分のケア「セルフケア」をしっかりと行って、心の疲れを取ってくださいね。

世間ではGOTOキャンペーンが始まったり、子どもたちの夏休みが目前に迫ったり――と、一見すると、世の中は元の日常へと戻りつつあるように感じてしまいます。

そして、その中で「周りに取り残されてしまっているのではないか」と不安に想っているママたちもいっぱいいます。

そういう時には無理せず、教育支援センターなどの力も借りて、不安な気持ちを打ち明けられる時間を作りましょう。

コロナ禍の中でもポジティブな面に心を向けてみて!

今までの生活が一変したコロナ禍で、難しいことかもしれませんが、ポジティブなことにも目を向けてみてください。

・家族の会話が増えた
・パパが子どもと触れ合う時間が出来た
・オンラインで新しい世界が広がった など

決して「悪い事だけ」ではなかったはずです。

今までの生活の中であったポジティブな面に目を向ける、それだけのことですが心の疲れが少しは取れるはず。

ただし、ポジティブなことを考えることすら出来ない、という状況はかなりアナタの心の疲れが溜まっている状態です。

そんな時こそ、しっかりセルフケアをして、頑張りすぎずに、ありのままの自分を優しくしてあげてくださいね。

子どもに関する相談先は必ずあります!

長い、長い自粛生活を頑張ったけれど、コロナとの戦いはまだまだ終わりが見えません。
そして、ママたちは過程の中でパパや子どもたちの”支援者”として、頑張りすぎていませんでしたか?

この状況でずーっとパパや子どもたちを応援してばかりもいられません。
時には自分のことにも目を向けて、しっかりとお休みを取れるときは、休みをとって自分自身を癒やしてあげてくださいね。

・保健センター
・子育て包括支援センター など

また上記の機関はアナタの子育てや心の悩み相談を聞いてくれるかもしれませんよ。

[参考1]『新型コロナウイルスとこれからの子育て(5)時間がたってからの疲れにも気をつけて』|すくすく子育て

コロナ禍でなくっても、子育てって大変です!
子どもの意味不明な行動に「なんで、こんなことをするの?」と頭を抱えるママやパパがほとんどなのではないでしょうか?

でも、そんなストレスも「ある考え方」に変えるだけで、少し気持ちがラクになるかもしれません。

子どもが楽しんでいるという事実をストレートに受け入れてみて!


画像出典:PhotoACより

例えば、いつまでもぴょんぴょんとジャンプしてまわったり、ずーっと走り回ったり。
「どうして、こんなことをいつまでもするの!」と腹立たしく思ってしまいますが、その苛立ちの根本的な原因は「子どものことを100%理解したい」という気持ちです。

親からすると理解出来ない子どもの行動は「不安の種」でしかありません。

だって、アナタは子どものことを理解したいと想っているのに、子どもの行動はいつも謎で理解し難いものなのですから、その考え方のギャップでストレスが生じてしまうのは、ある種当然のことと言えるでしょう。

しかし、ここで発想を変えてみて「ありのままの子どもの行動を受け止める」ようにしてみてください。

「ありのままの子どもの行動を受け止める」って、どうすれば良いの?

「ありのまま」と言っても、何をどうやって受け入れれば良いのかわかりませんよね?

例えば、いつまでもジャンプしているのなら「この子の中でジャンプするのがブームなのね!」と子どもの楽しそうな行動を受け止めてあげる。

走り回っている子どもだったら「走り回ることが、楽しいんだな」と行動をまっすぐ受け止めてあげる。

そして、これらの行動は理由をいちいち考えるのではなく。
「●●をするのが楽しんだ」「●●をするのが、この子の足しになっているんだ」と事実を、まず受け入れることで考え方が少しずつラクになっていきますよ!

子どもは、そもそも1人で遊ぶ力を持っている

子どもを一人で遊ばせていると、罪悪感を覚えることってありますよね?
でも、子どもって自分が退屈しないように、1人で遊ぶ力を持っています。

実は、意外に思われるかもしれませんが、1人でも案外楽しく遊べてしまうものなのです。

だから、1人で走り回って楽しそうにしている時は「走るのが楽しいなら邪魔しちゃ悪いな」とありのままの子どもを受け止めて、逆に1人遊びを応援してあげるのも大切なんです。

また「子どもと一緒に遊ばなきゃ!」とまじめに考えすぎてしまうこともあるかもしれませんが、子どもと遊ぶのに疲れて、家事もなにもかもできなくなってしまっては本末転倒です。

例えば「これからママと1時間だけ遊びましょう!」と時間を区切って、遊ぶ時間にメリハリを付けてみる、などママの都合を優先することでも子どもも「待つ」ことを覚えるかもしれませんよ?

大人になると、何でも理解できる気になってしまいますが、子どもよりも長年連れ添っているパパの気持ちも理解出来ないことがあるし。自分の気持ちだって理解出来ないときがありますよね。

ましてや生まれたばかりで、何もかも新鮮で楽しくってしょうがない子どもの気持ちを100%理解するのなんて、まず不可能。

だから逆に理解しようとするのではなく「子どものありのままを受け止める」こと。

たったこれだけのことかもしれませんが、考え方をシフトするだけで随分と子育てがラクになるかもしれませんよ?

[参考1]『新型コロナウイルスとこれからの子育て(4)子育てがラクになるには?』|すくすく子育て

子どもがおもちゃを使ったり、積み木を使ったり、元気に走り回ったりしていると安心する反面、遊んでばかりで子どもの成長につながっているのだろうか。

そんな風に不安に思ってしまうこと、ありませんか?

でも、実は子どもは自分の成長に必要な遊びを知らず識らずのうちに選択しているって、ご存知でしたか?

遊びは生きるチカラを学ぶこと


画像出典:PhotoACより

子どもが遊ぶことは、基本的に「自分がやりたい!」と思ったことです。
子どもたちは自分が「やりたいから、その遊びをやっている」のですが、実は無意識のうちに自分の成長のため、発達のために必要なことを学んでいると言われています。

だから、子どもが今一生懸命に楽しんでいる遊びは、子どもが「自分に必要だ!」と無意識に選んでいる遊びなので、親はその遊びを応援するだけで良いのです。

ちなみに、このような教育方法を「シュタイナー教育」と呼びます。

「危ない」も体験しながら、学びます!

子どもが遊んでいる中で、どうしても「危ない!」と触らせたくないものってありますよね。
刃先が尖ったものだったり、重たいものだったり、子どもが扱いを間違ってケガをしてしまったら、と考えてしまうようなものって、身近にも少なくありません。

しかし、3歳ころから子どもは危険に対して、強い集中力を発揮するようになるため、多少のケガはしても大きな危険になりにくいと専門家は語っています。

もちろん、近くに親がいて最低限、子どものことを守ってあげるようにすることは大切ですが、小さな子どもたちは「危ない」も体験しながら学んでいくので、危ないことに関しても少しずつ挑戦させるようにしたほうが良いかもしれません。

また危険なことをしている時の、子どもの緊張感や集中力は、子どもにとっても快感です。

その快感を少しずつ理解し、危険なものとの付き合い方を子どもたちは学んでいくのです。

子どもは自分の力量を超えたことはしない?

子どもは大人よりも、感受性が強く。本能的に「自分が出来ること」「出来ないこと」を嗅ぎ分ける嗅覚を持っています。

だから意外に思えるかもしれませんが、子どもは自分の力量が超えるような遊びは無意識に行わないのです。
子どもが「8割大丈夫」と思うことには挑戦します。でも、子どもが「5割大丈夫」と思ったら、手は出しません。

だから、逆に大人が子どもを無理に応援して、ケガをさせてしまうことはあります。

大人が子どもの力量を超えた遊びを応援すること、手助けすることは逆にケガのリスクを増やすことにつながります。
親からすれば歯がゆいことかもしれませんが、あえて「やる「やらない」は、子どもに判断させるようにしてあげましょう。

やりたいことをやることで、子どもは自分を確立していく

子どもにとって、遊びは「心の栄養」です。
遊ぶことで学び、発達し、成長していきます。

そして、子どもたちは「やりたいことをやった」という小さな達成感を感じながら、少しずつ「自分」という存在を子どもたちは確立していくのです。

だから、小さいうちは精一杯好きなように遊ばせてあげてくださいね。

[参考1]『生きる力を育む 子どもの遊び』|すくすく子育て

子どもにとって遊びは、大人の遊びとは少し違います。
子どもたちは遊びを通して、いろんなことを勉強していき、吸収していきます。

実は子どもたちにとって遊びとは「ごはん」と同じように、毎日の心のエネルギーとなる大事なものなんです。

遊びは生きるチカラを学ぶこと


画像出典:PhotoACより
子どもにとって走ったり、ジャンプしたり、積み木を組み立てたり、これらのことはすべて子どもにとって「遊び」です。

そして、この「遊び」とは、子どもたちが「やりたいからやっている」という自主的なことなのです。

大人のように「大会優勝を目指す!」「高得点を取るぞ!」「ストレス発散するぞ」というものとは、違います。
あくまで「楽しいかやっている」ということなのです。

ただし、この楽しいからやっている遊びは、長い目で見ると子どもの血肉となり、成長した時の「生きる力」や「学ぶ力」になります。

親からすると「また遊んで!」とイラッとしてしまうこともありますが「生きる力、学ぶ力を育んでいるんだな」と思えば、そのイライラも少しは収まるかもしれませんよ?

子どもは一人ひとりやりたいことが違います!

子どもは、ある程度の年齢になるまで、それぞれに好きなことをして遊びます。
その姿は、大人からすると協調性がないように見えてしまいますが、その遊びに熱中して周りが見えていないだけなのです。

それに子どもは一人ひとりやりたいことが違います。小さい内は無理して、他の子に合わせて遊ばせるのではなく。その子が「やりたい」と想う遊びを思う存分やらせてあげることが大事ですよ!

「やんちゃな遊び」と「悪いこと」は別物!

大人からすると、いたずらにしか見えないやんちゃな子どもの遊びは、決して「悪いこと」をしているワケではありません

子どもにとって、やんちゃな遊びは「発見」だったり、「実験」だったり、その遊びを通じて大発見をしているつもりなんです。

ただ、今の時代なかなか子どもが自由に遊べる場所がありません。やんちゃな遊びが出来るように、幼稚園や保育園を頼ったり、あえて広い公園に足を運んでみるなどの工夫は必要かもしれませんね。

大人がすることは最低限の安全を確保すること!

子どもたちは自由に遊ぶことで、いろんなことを学んでいきます。

しかし、それゆえに夢中になりすぎてしまって、周りが見えなくなることもしばしば……。
でも、子どもが夢中になっている時は、意外に事故が起きにくいことが判明しています。

子どもがケガをしたりする時は、大人と同じく、油断した時。

そうなる前の安全を確保するのが大人の出番です!
危険物を取り除いたりして、子どもの安全を確保し、必要以上に手助けしないこと。

大人が無理に手助けすることで、子どもの力量を超えてしまい、ケガをしてしまうことがあります。

なにかしてあげたい時でも、子どもの成長と安全のために、必要なときだけ見守るよう心がけてくださいね。

[参考1]『生きる力を育む 子どもの遊び』|すくすく子育て

新型コロナウイルス感染症のせいで、子どもはもちろん、親たちだって自由に趣味やちょっとしたお出かけがしにくくなってしまいました。

親とは言え、アナタも1人の人間です。好きだったことをずーっと我慢することが平気なはずがありません。

でも、そんな時子どもと一緒に趣味を共有したりすることで、子どもは意外な成長を見せるかもしれませんよ?

子どもは、好きなことから色々覚えて、学んでいきます!


画像出典:PhotoACより

電車が好きな子どもは電車の名前や駅の名前から、漢字や機械の仕組みなどを学んで行きます。
お歌が好きな子どもは歌詞を覚えて言葉を学び、歌のメロディからリズム感を学んで行きます。

子どもは「好きなもの」から、いろんなことを吸収し、学び、成長していきます。

だから、コロナ禍でなかなか外に出れなかったとしても、好きなことから色々と1人で学んで行っているから、安心してくださいね。

そして、それがパパやママと同じ好きなものだったら、子どもはお互いにストレスなく成長できると思いませんか?

「子どもに親が好きなものに付き合わせる」というのは、ちょっと違うように思うかもしれません。
でも、パパやママが好きなものに子どもも興味を持ち、その興味がきっかけとなって、いろんなことを1人で学び始めるかもしれませんよ?

たまには子どもにあわせてもらう。子どもも親もお互いにストレス発散を!

コロナ禍の中で、子どもと接する時間は増えています。
でも、親だって人間です。たまには1人になりたい時だってあるし。好きなことに時間を使いたい時だってありますよね?

そんな時に、子どもに自分が好きなものに付き合ってもらうことで、親のストレスを発散することが出来ます。

それに自分の子どもと好きなものが共有できることは、きっと楽しいことですよ!

お互いに好きなものを共有することで、自然と親子のコミュニケーションも増えていくし。アナタが子どものように目を輝かせて夢中になる姿を子どもも魅力的に感じます。

そして、この状況がいつまで続くかわからない今だからこそ、子どもに親が好きなものに付き合ってもらうということは、お互いにとって必要なことなのかもしれません。

こんな大変な状況だからこそ、頑張りすぎなくって良いんじゃないですか?

コロナ渦じゃない子育てだって、大変でしたよね?
だからこそ、コロナ渦での子育てが大変なのは、当たり前だし。頑張りすぎなくっても良いのではないでしょうか?

この状況で不安にならない人はいません。
この状況で上手に子育て出来ている人なんて、ほとんどいないかもしれません。

こんな状況だからこそ、親も子どもも頑張り過ぎず。少しは子どもに甘えて、親が好きなものにお付き合いしてもらっても、良いのではないでしょうか?

[参考1]『新型コロナウイルスとこれからの子育て(8)たまには子どもにつきあってもらっては?』|すくすく子育て

新型コロナウイルスの影響により、わたしたちの生活は一変しました。
しかし、子育ての環境は、今までの常識が通じなくなるような変化はありません。

そして、だからこそ大切になってくるのは「ママも自分の疲れに目を向ける」ということ。

子どものためにもママの健康が一番!


画像出典:PhotoACより
例えば、ママがボロボロで泣きそうな状態で子育てしているのを見て、子どもは「嬉しい」と想うでしょうか?

子どもにとって、1番良い環境はママがいつも通りに健康でニコニコと暮らしていること。

ついつい「子どものため!」と頑張りすぎてしまうママが多いですが、子どもの心と身体の健康のためには、まずママが積極的に自分をケアすることが重要です。

特に新型コロナウイルスの感染拡大は誰のせいでもありません。
強いて言うなら感染症のせいであり。子どもがコロナのせいで不自由な生活をしていることに、ママやパパたちには一切の責任はありません。

だから、必要以上に責任感を感じて自分を責めてしまう必要はありませんよ。

ママとして、頑張りすぎていませんか?

人間、自分のことが一番わかっていないもの。
特にママたちは常に自分よりも子どもや家族を優先してしまうから、自分の疲れに無自覚なことが多いですが、ケアされることで「あぁ、自分って、こんなにも疲れていたんだ」と気づく方がほんとうに沢山います。

子育てって大変だし、特にコロナのご時世でママの負担は高まっています。

だからこそ「私は頑張りすぎていないかな?」と時折、自分の胸に手を当ててみて、注意して頑張りすぎないようにして欲しいのです。

家族、友だちと専門家に相談してアナタの疲れを減らして!

誰かに自分の話を聞いてもらう。それが電話やオンラインという形であったとしても「誰かに話しを聞いてもらえる」という安心感は、アナタの疲れをきっと解してくれることでしょう。

家族や友だちに相談するだけでなく、そこに「専門家」も加えて、いろんな声をあげるようにしてください。
子どもがいる家庭は、どうしても社会的な弱者になってしまいがちです。

しかし、自粛が開けた今「保健センター」や「子育て包括支援センター」などに相談しやすくなっています。
直接それぞれのセンターに足を運ぶのが怖い場合は、電話やオンラインでも受け付けています。

家族や友だちに相談できないことは、専門家にも相談してアナタの疲れを少しでも良いから軽減させてくださいね。

[参考1]『新型コロナウイルスとこれからの子育て(6)ママたちは自分の疲れに目を向けて』|すくすく子育て

インターネットで、気になるキーワードを入れれば、いろんな情報が簡単に手に入ります。

しかし、新型コロナウイルス感染症に関する情報は調べれど、調べれど、玉石混交の情報ばかりで、一体どこに真実があるのか、わかりません。

そして、こんなご時世だからこそ「情報」ではなく「人」と関わることが重要になってきます。

不安だ、助けて欲しい。そんな時こそ「人」の力が重要です!


画像出典:PhotoACより

コロナのことを調べる、その不安な気持ちを解消することができるのは、やっぱり情報ではなく、人です。

今は対面こそ難しいですが、自治体の多くは電話相談などを行っており、サポートの芽は決して潰えたわけではありません。

気乗りしないかもしれませんが、試しに自治体に電話だけでもしてみませんか?

そして、電話やオンラインでの面談であったとしても、人間は相手の言えない感情を気遣うことができる生き物です。

親としての不安や何をして良いのかわからないという言えない気持ちも、相手に感じ取ってもらえるだけで、随分と楽になることってありますよね?

だから、あえてインターネットで情報を探すのではなく、電話やオンラインでのサポートをしてくれる「人」を探して、生身の人間にアナタの話を聞いてもらうことから、はじめてみてはいかがでしょうか?

アナタがつらい時に助けを求めることは、悪いことじゃない!

責任感の強い方のなかには「自分でなんとかしなければ」と考えすぎて、自分を苦しめてしまう人が少なくありません。

特に「自己責任」時代の現代は、そんな方が多いのかもしれませんね。

でも、アナタが誰かに助けてもらおうと思うことは、決して悪いことではありません。

それに「子どもにためにサポートを受けよう」と思うことって、そんなに悪いことでしょうか?
子どものためにも、アナタの身体だけでなく、心だって元気でいて欲しいのです。

だから、アナタだけでなく、子どものためにも誰かサポートをしてくれる人を探してみてください。
そういったアナタの悩みに寄り添ってくれる人がきっといます。

「相談できるかもしれないと思って電話しました」「頼らせてくれてありがとう」「話を聞いてくれてありがとう」と、感謝の気持ちを伝えれば、きっとアナタを支援してくれる輪は広がっていきますよ!

私たちの中には回復していく力がある!きっと、この状況も乗り越えられる

人類史の中では、さまざまな絶望的な出来事がありました。
新型コロナウイルス以前には、ペストで多くの人が亡くなった時代もありました。

しかし、私たちには必ず回復していく力が備わっています。

いつまで続くかわからない不安の中でも、必ず先の希望が見えてくる時がある。

悪いことに目を向けるな、というのはとても難しいことです。
でも、悪い事ばかりではなく。少しずつ戻ってきたもの、良くなってきたことも必ずあります。

難しいことかもしれませんが、子どもや家族、他の誰かとも一緒にポジティブな現実に目を向けていきましょう。

それがアナタにも、子どもにも活かせる経験にきっとなるハズだから。

[参考1]『新型コロナウイルスとこれからの子育て(7)「情報」ではなく「人」を探して』|すくすく子育て

熱中症の応急処置時に水分を子どもに取らせてあげることができる「経口補水液」は、自宅でも簡単に作ることが出来ます。

今回はNHKで紹介された、経口補水液の作り方や気になる熱中症予防について、ご紹介します。

経口補水液のレシピ


画像出典:PhotoACより

  • ・水……1L
  • ・塩……3g
  • ・砂糖……40g
  • ・レモン汁……少々

1Lのお水に、それぞれの材料を良く混ぜて溶かしてください。
最後に、香りつけにレモン汁を少々加えると風味が良くなります。

自家製の経口補水液ですが、乳幼児にも飲ませてあげることができるので、夏場は常備していても良いかも?

なお、塩分が濃くなりすぎないように、それぞれの分量には注意をしてくださいね。

熱中症予防のための塩分濃いめの食事は意味がない!

熱中症対策には水分を摂取することだけでなく、塩分も取ることが大事だと言われます。

しかし、脱水が進んでいる時にこそ塩分は必要であり。そうでない日常生活の中では、塩タブレットや塩分濃いめの食事は熱中症予防の効果はありません!

それに普段から塩分を多く取っていたとしても、おしっこと一緒に体外に排出されるので、実はそれほど効果がないのです……。

スポーツドリンクと経口補水液の使い方は異なります!

テレビコマーシャルなどで使われる「イオン飲料」は「水分の中に塩分や糖分が含まれている飲み物の総称」です。

経口補水液も、分類としてはイオン飲料に含まれますが、スポーツドリンクとはその用途が異なります。

  • 経口補水液……脱水症状などを起こした人に、治療で与えるもの
  • スポーツ飲料……塩分とエネルギー補給のための糖分が含まれている

実は経口補水液は別名「飲む点滴」と呼ばれます。そもそも熱中症などで水分が必要な方向けに開発されているため、塩分濃度はスポーツドリンクよりも濃い目です!

だから、普段の水分補給に経口補水液は向きません。

逆に熱中症の時にはスポーツドリンクでは、水分の吸収率が悪いし。必要となる塩分も足りません。

用途にあわせて使い分けるようにしてくださいね。

自宅で経口補水液を作って、万が一に備えよう!

経口補水液は、買えば結構高いですが、ご紹介したレシピを参考に作れば、お手頃価格で作ることが出来ますよ!

万が一の時に備えて、予め少しだけでも作り置きしていると良いかもしれませんね。

[参考1]『子どもの熱中症Q&A』|すくすく子育て

新型コロナウイルス感染症のせいで、夏場でもマスクが手放せなくなってしまいました。
ただでさえ、体温調節が難しい子どもたちにとって、口から冷たい外気を吸引することが出来ない状態は、熱中症のリスクをあげてしまう大きな問題です。

そして、仮に自分の子どもが熱中症と思われる症状が出てしまったら、どうすれば良いのでしょうか?

熱中症の応急処置は「身体を冷やす」と「水分補給」


画像出典:PhotoACより

もしかして、熱中症なのでは!と思ったら、応急処置として「身体を冷やす」こと。
そして、水やスポーツドリンクなどを飲ませて「水分補給」をするようにしてください。

[熱中症応急処置]身体を冷やす

  1. ・日陰、エアコンが効いた場所に子どもを移す
  2. ・首、わきの下、脚の付け根などを冷やす
  3. ・身体を濡れタオルで拭いて、うちわで仰ぐ

野外で子どもが熱中症と思われる症状が現れたら、すぐに日陰かエアコンが効いた場所に子どもを移してください。

その後、氷や凍らせたペットボトルなどを使って首、わきの下、脚の付け根などの太い血管が通る場所を冷やしましょう。

そして、少しでも体温が下がるように、子どもの身体を濡れタオルで軽く拭いてあげて、うちわで仰ぎ、気化熱の力を借りて体温が下がるようにしててください。

冷感グッズと使うときにはご注意を!

冷却シートには、残念ながら熱中症の熱を下げる効果はありません。
氷などを使って、直接的に体温を下げるようにしてあげてください。

また大人が使う冷却スプレー・制汗スプレーは、子どもの体を冷やす目的で作られた商品ではないため、必要以上に体温が下がってしまう可能性があります、ご注意を。

[熱中症応急処置]水分補給をする

身体を冷やしつつ、水分もしっかりと補給させるようにしてあげましょう。
この時に、出来ればスポーツドリンクではなく、経口補水液を飲ませてあげるようにしましょう。

経口補水液は別名「飲む点滴」と呼ばれています。水分も塩分も経口補水液の方が効率的に身体に吸収されるため、熱中症の処置には経口補水液の方が効果を発揮します。

また乳幼児、幼児の場合は、それぞれ次のように処置をしてください。

  • 乳児……母乳やミルクを飲ませてあげる
  • 幼児……乳幼児用のイオン飲料や、いつも飲んでいる麦茶・ジュースなど

意外に思えるかもしれませんが、乳児には母乳を飲ませてあげてください。
母乳には赤ちゃんに必要な塩分も糖分も水分も含まれています。だから、熱中症が疑わしい場合は、安心して母乳をあげてくださいね。

身体を冷やすも、水分補給も同時に行って!

熱中症の処置には「身体を冷やす」と「水分補給」の療法を同時に行う必要があります。
片方だけの処置では、十分ではありません。

大人以上に熱中症になりやすい子どものために、万が一の備えとしてご紹介した情報を覚えておいてくださいね!

[参考1]『子どもの熱中症Q&A』|すくすく子育て