コロナ便乗サイバー犯罪 テレワークも狙われている!
新型コロナウイルスにより、子どもはインターネットを使う時間が増え、親御さんもテレワークで働く機会が増えました。
しかし、会社のセキュリティに比べると個人の自宅のセキュリティレベルは低く、個人を狙ったサイバー犯罪は増えています。
この3ヶ月で日本国内だけで6500件ものサイバー犯罪が報告されており、アナタも注意が必要です!
実際に報告されているサイバー犯罪一例
画像出典:PhotoACより
コロナ便乗犯罪として、個人が使うパソコンを狙ったハッキングだけでなく、次のようなサイバー犯罪が報告されています。
- ・実在の部署や社長名をかたり、セミナーへの登録や業務の情報提供を狙う
- ・実在の保健所名でコンピュータウイルス入りメールが送りつけられる
- ・「10万円給付」を巡る偽メール
- ・ネット通販などをかたる偽メール
実在する部署や保健所名などをかたり、特定のサイトへ誘導しようとしたり。ウイルス入りのメールを送って、メールを開くとウイルスに感染してしまうというもの。
よくあるサイバー犯罪ではありますが、テレワークで上司や同僚とやり取りが出来ない状況を悪用しており、単純ではありますが気づかずに会社の情報や個人情報を流出してしまうケースも報告されています。
またオンライン会議で使われる「ZOOM」への侵入や情報流出などのサイバー犯罪被害も報告されています。
コロナ便乗サイバー犯罪を予防するには?
コロナ便乗サイバー犯罪を予防するためには
- ・セキュリティが弱い公共のWiFiを使わない
- ・最新のウイルス対策ソフトにアップデートする
- ・不審なメール、知らないメールアドレスからのメールは開かない
- ・送られてきたメールやURLは事前にウイルス、スパムチェックする
上記のように注意をすることが重要です。
お子さんと一緒にカフェなどに行く際に、セキュリティの弱いWiFiに接続すると、そこからハッキングされてしまうこともあるので、できれば自前のWiFiルーターを利用することをおすすめします。
セキュリティ対策に不慣れな人ほど狙われやすい!
いつも使っている会社のパソコンやインターネット環境は、自宅に比べるとセキュリティが高く、そうカンタンにサイバー犯罪の被害にあうことはありません。
しかし、テレワークが増えて、普段なかなかパソコンを使わない人を狙ったコロナ便乗サイバー犯罪も増えています。
そして、この被害は大人だけでなく、子どもも合う可能性があります。
この機会にお家のパソコンやスマホ、インターネットセキュリティをしっかり更新し、サイバー犯罪に合わないように、しっかり予防してくださいね。