新型コロナウイルス感染症によって仕事を失ってしまった。あるいは、このコロナをきっかけに仕事を辞めた、という方もいらっしゃることでしょう。

雇われていた場合は、失業手当がもらえますが、失業手当を受給しながら無料の公共職業訓練(離職者訓練)を受けて、この期間にスキル&知識をアップさせてみませんか?

仕事がない!? そんなときだからこそ公共職業訓練を


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新型コロナウイルスのせいで仕事がなくなってしまったり、なんらかの理由で仕事を辞めた方は、転職活動をしつつ公共職業訓練でスキルと知識をアップさせてみませんか?

公共職業訓練は、コロナ渦以前からあった制度ですが、新型コロナウイルス感染症の拡大を期にオンラインでの受講が可能になっている場所もあり、以前よりも受講がしやすくなりました。

公共職業訓練の対象となる人

求職中の方は、公共職業訓練を受けることが可能です。
ただし、ハローワークにて求職の申込みをしていることが条件となります。

公共職業訓練を受けたい方は、まずハローワークにて申請を行ってくださいね。

失業手当を出来ない方は給付金を10万円の給付金をもらいながら訓練できる場合も!

失業手当ももらうことが出来ない人も安心してください!
雇用保険を受給している方と同じく、ハローワークにて求職の申込みをした場合は、月額10万円の手当をもらいながら、職業訓練を受けられる場合があります。

なお、手当をもらうためには、次のような条件を満たしている必要があります。

・本人収入が月8万円以下
・世帯全体の収入が月25万円以下
・世帯全体の金融資産が300万円以下

詳しくは最寄りのハローワークにご相談ください。

次の就職先が見つかるか不安な方は、受講されてみては?

公共職業訓練は、ハローワークにて求職中の方が対象となります。
つまり、多くの人が対象となるので、次の仕事がなかなか決まらない、という方はこの機会に思い切って、公共職業訓練を受けてみてはいかがでしょうか?

また各職業訓練校では、新型コロナウイルスの感染症対策としてオンライン授業を行っているところもあります。

「感染が心配」という方にも配慮されている訓練校もあるので、安心して受講することが出来ますよ。

[参考1]『新型コロナウイルス対応に係る子育て支援について』|内閣府

アメリカでは、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを低下させるために「エコバック禁止令」が出されています。
日本では、一部の人もこれを受けてエコバックを使わないようになっていますが、果たして買い物時にエコバックは本当に危険なのでしょうか?

エコバックは危険ではないから安心して!


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エコバックが原因で、新型コロナウイルスに感染する可能性は、かなり低いと考えられています。
特にプラスチック製ではなく、いつでもサッと洗うことができる布製のエコバックであれば、エコバックの表面についたウイルスを洗い落とすことができるため、より安全だと考えられています!

実は地球環境だけでなく、コロナ対策にもエコバックは一役買ってくれそうです。

ただし、こまめにエコバックを洗うようにしましょう!

アメリカでエコバックが禁止された背景には「従業員が袋の中に物を詰める」という文化の違いが大きいこと。そして、エコバック自体が洗っておらず、不衛生であることが原因のようです。

日本では、スーパーなどの場合、自分の買い物は基本的に自分で袋の中に入れるため、エコバックからの新型コロナウイルスの感染はそこまでないと考えられています。

しかし、エコバックはエコバックの中を洗わなかったり、食品から漏れたドリップなどをそのままにしておくと不衛生です!

福岡県のエフコープ生活協同組合が行った調査では「エコバッグを洗っていますか?」と言う質問に対して、「洗ったことがない」が回答者の51%と衝撃の結果が報告されています。

当たり前ですが一度も洗っていないエコバックは不衛生です。新型コロナウイルスだけでなく食中毒のリスクもあります。

新型コロナウイルスだけでなく、食中毒からも家族を守るために、まず大切なことはエコバックを洗うことかもしれません。

食品からは直接感染しない。だけどキレイにはしておきましょう!

WHOの報告では、食品から直接新型コロナウイルスに感染した例はないと報告されています。
しかし、洗っていない不衛生なエコバックが原因で、食中毒を招いてしまう可能性は十分にあります。

新型コロナウイルスと食中毒。そして、地球環境を守るためにもレジ袋が有料化する今、エコバックを使ってみませんか?

[参考1]『【新型コロナ】エコバッグは危険?情報に踊らされないために今、必要なこと』|ミモレ

[参考2]『実は怖い「汚れたエコバッグ」!菌の温床、食中毒の恐れも 調査では…「洗ったことない」51%』|ヤフーニュース

[参考3]『食品取扱者向けの新型コロナウイルスに関する情報』|PROSARAYA

専門家の間では、スペイン風邪のように新型コロナウイルスも「第二波」が訪れるのではないかと言う声が囁かれています。

残念ながら現状では、第二波が来るとも来ないとも言えないような状況ですが「万が一」に備えて、今から色々と準備をしていた方が良いようです。

第二波に備えて買っておいた方が良いものは?


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新型コロナウイルスが第一波のときに足りなくなっていたものは、今のうちに買いだめしておくことで、第二波でも家族みんなを守ることにつながります。

  • ・マスク
  • ・消毒液
  • ・体温計
  • ・電子体温計用のボタン電池

今や当たり前のように手に入るようになったマスクですが、第二波でまた足りなくならないとも限りません。

それと同様に消毒液に関しても今のうちに買いだめしておけば、新型コロナウイルスによる接触感染を防ぐことが出来ます。

またこれらの備えは仮に、第二波が訪れなかったとしても、これからの生活では必要になるものです。
決して買っておいて損になることはないので、ご家族が多いご家庭は金額が下がっている今のうちに買いだめをしておいた方が良いかもしれません。

体温計も、なぜ買っておく必要がある?

新型コロナウイルス感染症が流行した際に、体温計や電子体温計用のボタン電池なども足りなくなりました。

マスクや消毒液と違って、体温計は直接的に新型コロナウイルスから身体を守るものではありませんが、自分や家族の体温の変化をチェックしておくことで、万が一新型コロナウイルスに感染した。

あるいは風邪になって免疫力が下がっているかもしれないときにもいち早く気づくことが出来ます。

第二波に備えて今のうちに買えるものは買っておいた方が良いかも?

新型コロナウイルスの第二波は来る可能性が高く。その懸念材料として、今だに日本国内だけみても感染者数が10人以下にならないことがあげられます。

仮に第二波が来なければそれが1番ですが、必要なものを買っておけば精神的にも安定するし。万が一の際にも、家族みんなを守ることができますよ。

それに今買っておけば、第一波のように「●●がない!」と慌てることも、必要以上に高いお金を払うことも防ぐことができるので、今のうちに備えられるものはしっかりと備えておきませんか?

[参考1]『コロナ「第2波」絶対来る前提で欠かせない備え』|ヤフーニュース

[参考2]『新型コロナ「第2波」への備えは「マスク」の備蓄』|シニアガイド

季節も変わり、新型コロナウイルスと共存する生活に私たちも慣れてきた感があります。
このまま少しずつウイルスの猛威が収まってくれれば――と誰もが祈っていますが、果たしてこのままコロナ渦は沈静化するのでしょうか?

今だから知りたい、新型コロナウイルスの第二波についてお話します。

専門家の話では第二波は「来る」との声


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100年前に日本を襲ったスペイン風邪、そのスペイン風邪の毒性は第一波よりも、第二波、第三波の方が多くの死者を出したとされています。

そして、専門家の中でも新型コロナウイルスの第二波は「来る可能性が高い」と考えられています。

その根拠として「陽性の患者数が依然として10名以下にならない」ことや「ウイルスが強毒化する可能性がある」ことなどがあげられます。

(※一部の専門家の意見では4~5月の段階の感染者数が増えたことが第二波だと考えている場合もあります)

第二波に備えて私たちができることとは?

新型コロナウイルスの第二波が来る可能性が高い。多くの専門家たちが警告をする中で、私たちは第二波に対して、どう備えれば良いのでしょうか?

第二波が起きたとしても私たちが”やるべきこと”は変わりません。
基本的には次のことを引き続き注意することで、第二波、第三波が来たとしても子どもたちの健康を守りやすくなります。

  • 三密を避ける
  • 手洗い、うがい
  • マスクをする

また新型コロナウイルスに感染したとしても、コロナウイルスが発症しないように、親子でしっかりと睡眠を取り「免疫力を高める」ということも大切です。

今のうちにマスクを買いだめしたり、第二波の備えは必要かも?

果たして、第二波が来るのか。そして、第二波が来たときにウイルスがどれだけ強毒化しているかは、もはや誰にもわかりません。

しかし、私たちには第二波に備える時間があります。

今のうちにマスクを買いだめしておいたり、第二波が来ても生活ができるように食料の備蓄や家電の充実、ライフスタイルの変化などを今のうちに進めていく必要があるかもしれません。

そして、この備えは決して無駄にはなりません。第二波がなかったとしても、それらの備えはいずれ役に立つであろう日が来るから。

一番良いのは第二波も、第三波も来ず。今までのような日常が戻ることですが――ワクチンができるまでは、私たちは新型コロナウイルスと共存する生活を過ごすしかないようです。

[参考1]『新型コロナの“第2波”に備えて…医療従事者が提唱「昔の日本の生活様式を取り戻す感覚で」』|ヤフーニュース

[参考2]『秋に猛毒化?「コロナ第2波」正しく迎え撃つ方策』|東洋経済ONLINE

これから季節は夏。特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の場合、洗濯をする機会が増えてお洗濯が大変になりますよね!

そして、これまでの夏と違って洗濯の際にも「コロナ対策」を考えなければならない時代になってしまいました。

洗濯が増えるこれからの季節、そしてこれからのウィズコロナ時代に合わせた洗濯って、どうすれば良いのでしょうか?

安全に洗濯するための3つの新ルール


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  • 1.洗濯をする際には使い捨ての手袋をする
  • 2.洗濯する前の服、洗濯後の服を振らない
  • 3.洗濯かごやバックを消毒する

1.洗濯をする際には使い捨ての手袋をする

新型コロナウイルスの感染を予防するためにも、外で着たものはなるべく早く洗濯をした方が良いでしょう。
アメリカ疾病管理予防センター(CDC)では、洗濯の際にできるのであれば使い捨ての手袋を使って、新型コロナウイルスからの感染を予防することを推奨しています。

2.洗濯する前の服、洗濯後の服を振らない

洗濯物をする際には、洗濯する前と洗濯して乾かした後の衣服を決して振らず。衣服についたウイルスを拡散させないようにするべきだとされています。

3.洗濯かごやバックを消毒する

外から汚れやウイルスが付着した洗濯物を入れた洗濯かごやバックにも、新型コロナウイルスが付着しているかもしれません。

念には念を入れて、洗濯かごやバックも一度消毒し、安全な状況を作るようにしてください。

新型コロナウイルスに有効と見られる「家庭用洗剤リスト」が公開されています!

新型コロナウイルスは人間から離れた場所であっても、長時間強い感染力を維持することが判明しています。
例えば服についているプラスチックやスチール(ボタンやジッパーなど)の表面上で最大3日間は生存すると考えられており、注意が必要です。

ただし、服についた新型コロナウイルスから感染するリスクは、飛沫感染よりもずっと少なく、神経質になる必要はありません。

また経済産業省では、新型コロナウイルスに有効と見られる「家庭用洗剤リスト」が公開されており、より安全に洗濯をしたいママはコチラのサイト(クリックしてジャンプします)から確認できます。

[参考1]『コロナ感染リスクを下げる正しい「洗濯の仕方」』|東洋経済ONLINE

[参考2]『経産省/新型コロナウイルスに有効な「家庭用洗剤リスト」公表』|流通ニュース

新型コロナウイルスの感染予防として、三密を避けること。
特に人と人との距離を取る、ソーシャルディスタンスが重要になっています。

大人もそうですが、子どもは日中登下校時に密になりやすく。子どもと子どもとの距離を取るために、傘を使って一定の距離を保つ、という方法も熱中症予防も含めておすすめです!

メリットいっぱい? 傘さし対策


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小学校ですでに、傘さし登下校をされているご家庭も多いかもしれませんね。
登下校中に傘をさす「傘さし登下校」には、実は次のようなメリットがあります。

  • ・自然と子どもどうしの距離が開ける
  • ・体感温度が5~10度下がって熱中症対策に
  • ・紫外線をカットして日焼けしにくくなる

大人も美容のために日傘をさしますが、今年は感染予防のためにも子どもも日傘をさして登下校させたほうが良さそうです。

また子どもの「日焼け」が気になるママも「日焼け止め+日傘」で、子どもの焼けやすい肌を守ることができますよ!

登下校時のマスクは臨機応変にはずして!

文部科学省が22日に発表した「学校における新型コロナウイルス感染症 に関する衛生管理マニュアル」では熱中症などの健康被害が発生する可能性が高い場合は、マスクを外すようにと提言しています。
(ただし、マスクを外す際には換気や児童生徒等の間に十分な距離を保つ配慮が必要)

また夏場のマスクは地面からの照り返しの影響を強く受けやすく。マスクを着用し続けると、逆に熱中症になるリスクが上がる可能性も懸念されています!

人がいる場所では感染予防の観点から、マスクはつけたほうが良いですが、周りのお友だちと十分な距離を取れる場所では、マスクを外して身体の中の熱を下げるように子どもに伝えておいた方が良いかもしれませんね。

傘さし対策でコロナも熱中症も対策しよう!

小さな子どもにとって、傘をさして登下校するのは、なかなか大変です。
最近では、子ども向けの軽い素材で出来た傘も販売されており、この折に親子揃って通勤通学用の日傘を購入されてみても良いかもしれませんよ!

ただし、自転車通学時の傘さし運転は危険なのでやめましょう。

[参考1]『登下校中のマスク、文科省「暑い日はむしろ危険」 児童間距離確保に「傘」利用も』|毎日新聞

[参考2]『登下校にマスクは熱中症の危険性。「傘さし登校」でリスク回避へ』|gooニュース

新型コロナウイルスのせいで、思うように外出することができず、親子ともにストレスが溜まってしまいますよね。

どんなに子どもが大好きなママといえど家でずっと子どもと過ごすのに疲れてしまっているのではないのでしょうか?

このご時世では、どうやって子どもが家にずっといることと向き合えば良いのでしょうか?

ずっと家にいる子どもたちに対する不安


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家にずっと子どもがいると、ついつい不安になったり、目くじらを立てたくなったりしますが、どうすれば良いのでしょうか?

子どもが自宅にいるときの次のママの不安に対してお話します。

  • ・同じ遊びばっかりする
  • ・家でずっと動画を見ている

同じ遊びばっかりするけど、大丈夫?

小さな子どもは同じ遊びばっかりしようとします。
親からすると、他の遊びもやってほしい……と思いますが、もしかすると子どもたちは同じゲームを繰り返すことで、いつも違う発見をしているのかもしれません。

もし、子どもたちが同じ遊びをしていたとしても、目を輝かせているようならそれは何かを学んでいるのかもしれません!

家でずっと動画ばっかり見ていて大丈夫?

子どもは刺激が強いものを求める傾向があるため、いろんな動画を見回っているのかもしれません。

ただ確かに動画をずっと見ていると、子どものコミュニケーションが下がってしまう懸念があります。
だから、なるべく親子で動画を使って「この動画、●●がすごいね!」「この●●面白ね!」と親子で動画を楽しみながら、親子で会話をして子どものコミュニケーション能力を伸ばすように意識しましょう。

家にいることを肯定的にとらえて見よう!

「家にずっといて、子どもの発達に悪影響があるのでは」とママとしては、家に子どもがずっといることを不安に思ってしまいますよね。

ただ、この家にいる時間を難しいかもしれませんが、これを「チャンス」と捉えて「今まで出来なかったことをできる機会」と考え方を転換してみるのも1つの手かもしれません。

ちょっとしたことですが、ネガティブに考えるよりも、ポジティブに考えることで子どもの能力を伸ばすことにきっとつながりますよ!

[参考1]『おうち時間の過ごし方 Q&A(1)遊びのバリエーション』|NHK すくすく子育て より

[参考2]『おうち時間の過ごし方 Q&A(2)
子どもの気になる変化』|NHK すくすく子育て より

夏になっても新型コロナウイルスの猛威はとどまるところを知りません。
緊急事態宣言こそ撤回されましたが、私たちは否応なしに「ウィズコロナ」を意識して生活をせざるを得なくなってしまいました……。

そして、夏に気になるのはコロナだけでなく”熱中症対策”もです!

コロナ禍でもエアコンは適切に使って!


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日本救急医学会の2015年のデータによると熱中症が最も多く発生した場所は室内でした。
意外に思われるかもしれませんが、室内にいるほうが熱中症になりやすいのです!

だから厚生労働省でも、コロナ予防と熱中症対策として次のことを提唱しています。

  • ・屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合は、マスクを外す
  • ・強い負荷の作業や運動は避けこまめに水分補給
  • ・冷房時でも、こまめに換気して空気を入れ替える

マスクを使っていると、どうしても身体の中に熱が溜まってしまいやすく、熱中症になりやすくなってしまいます。
特に子ども大人以上に体温調節が難しいため、人がいない場所ではマスクを外して体温を下げるようにしてください。

エアコンで空気を入れ替える際の4つのポイント

エアコンを使っていても部屋の中の空気を入れ替えて、ウイルスを外に追い出すことが重要です。
その際に、次の4つのことを意識してくださいね!

  1. 1.風の入口と出口を作り「換気経路」を作る
  2. 2.複数の窓を開けて空気をより多く入れ替える
  3. 3.換気扇や扇風機、サーキュレーターなどで空気を回す
  4. 4.空気を入れ替える際には室温を高め(28度程度)に設定する

1時間に1回程度、1~2分程度で空気を入れ替えるだけでも部屋の中の空気は十分入れ替わりますよ!
また空気を入れ替える際にもエアコンはつけっぱなしにしておいてくださいね。

なお空気を入れ替える際に、室温を高めに設定することでエアコンの負担を減るので、気になる電気代も節約することができますよ!

コロナも熱中症もしっかり予防を!

新型コロナウイルスも恐ろしいですが、熱中症も命に関わる危険な病気です。
今年の夏は、コロナ予防もしつつ、熱中症対策もしっかりして、子どもを守らなければいけない、ママたちにとって大変な夏になりそうです……!

[参考1]『マスク着脱や冷房時の換気「新しい生活様式」の熱中症予防呼びかけ』|ヤフーニュース

[参考2]『夏の換気、効率的に 新型コロナ対策で熱中症リスク』|ヤフーニュース

新型コロナウイルスで自粛生活が続き、心身ともにクタクタになっているのは大人だけではありません。

子どもだってそうです。しかも、夏が来ても子どもたちの自粛生活は変わりません。

親も子もそれぞれ自粛疲れ中ですが、多くの子どもたちには良くない変化が現れているようです……。

子どもたちに広がる自粛疲れの具体的な例


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子どもたちの間でも、大人と同じく自粛疲れが広がっています。
具体的な子どもたちのストレスが、次のように表面化しているようです。

  • ・泣いたりぐずりやすくなっている
  • ・怒りやすくなっている
  • ・集中力ややる気がない など

端的にいえば、多くの子どもたちが自粛によって「情緒不安定になっている」のです。

また子どもたちの中では、最近自粛疲れのストレスが原因と見られる、いろんな病気も問題になっているようです。

自粛疲れが原因と思われる子どもたちの病気

  • ・過敏性腸症候群(便秘と下痢を繰り返す病気)
  • ・帯状疱疹(赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状があらわれる病気)
  • ・不眠症
  • ・円形脱毛症

自粛疲れによってストレスが溜まった子どもたちのストレスは、上記のような病気として身体に現れることがあります。

子どもは、大人よりもストレスをコントロールできず。また自分の不調をなかなか言葉として表すことが出来ません。

子どもたちの態度がいつもと違う、身体になにか出来物や変わったことがあったら、それは自粛疲れが原因かもしれません。

この場合、薬だけでなく。根本的なストレスを解消することが病気を治すことにつながります。

自粛疲れの子どものストレスをやわらげるには好きなことをさせるのが1番!

学校が始まっても、以前のような生活は未だに戻って来てはいません。

しかし、だからこそ子どもたちが好きなことをやらせてあげるのが大切です。

また子どものストレスを溜めないためにも、ママとしてはストレスが溜まるかもしれませんが、あえて厳しいことを言わない、ということも心がけた方が良いかもしれません!
(パパもママもストレスが溜まっているから、難しいですよね……)

[参考1]『子どもたちに広がる「コロナ疲れ」、親ができる対処法を小児科医に聞いた』|マイナビニュース

[参考2]『コロナ禍でへとへとな子どもが急増中!! 今から始めたい、夏に負けないカラダづくり』|ヤフーニュース

緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常を取り戻しつつありますが、依然として新型コロナウイルスによる感染者は減りこそすれ、なくなってはおりません。

ただ、子どもがコロナウイルスに感染した場合は重症化はマレなため、感染予防は必要ですが、あまり神経質にならないほうが良いかも?

コロナに感染しても小児が重症化するケースは少ないようです!


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新型コロナウイルスに感染すると、最悪の場合命の危険性がありますが、子どもの場合は、軽症で済むケースが大半をしめています。

2020年5/6に発表されたデータでは次のようになっており、数字上で見ても10歳未満、10代の感染者および、重症化率が低いことがわかります。

年齢階級別陽性者数(5月6日18時)
10歳未満 253
10代 356
20代 2446
30代 2257
40代 2431
50代 2546
60代 1736
70代 1490
80代以上1513
不明 24
調査中 219
非公表 29

年齢階級別死亡数・重症者数(5月6日18時)
年齢階級 死亡 重症
10歳未満 0 1
10代 0 1
20代 0 4
30代 2 7
40代 8 31
50代 16 50
60代 42 92
70代 100 82
80代 219 32
不明・調査中・非公表などが3

死亡率(%)
全体 2.5
10歳未満0.0
10代 0.0
20代 0.0
30代 0.1
40代 0.3
50代 0.6
60代 2.4
70代 6.7
八十代以上 14.5

[引用]『新型コロナウイルスを年齢で見る』|衆議院議員河野太郎公式サイトより
※全角文字を半角に変換

年齢や持病によっては小児でも注意すべき場合も!

政府が発表しているデータを見てもお分かり頂けるように、小児が新型コロナウイルスに感染する割合も、重症化する割合も大人に比べるとぐっと低いことが伺えます。

ただし、日本小児学会では次のようなお子さんは、比較的症状が重くなる可能性があるため注意が必要だとしています。

 

  • ・2歳未満の子ども
  • ・小児ぜんそくなどの合併症を持っている子ども

 

小児ぜんそくを持っているお子さんでも、すべてのお子さんで重症化しやすいワケではありません。
基礎疾患ごとに新型コロナウイルス感染症のリスクや対応は異なります。

「うちの子の場合は、どうすれば良いの?」と不安な場合は、かかりつけの医師に相談をするようにしてくださいね。

小児は重症化しないけれど、大人はそうはいかない!

先に引用したデータを見て頂いてもわかるように、10代未満の感染者数は200人以上います。
この200人の中の9割は4月になって感染が確認されており、実は小児の新型コロナウイルス感染者数は増加傾向にあります。

子どもは重症化こそしないものの、新型コロナウイルスに子どもが感染し。そのウイルスが家庭内で蔓延してしまった場合は、ママやパパはもちろん、免疫力が低下しているおじいちゃんやおばあちゃんまでもが、新型コロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。

そう、子どもだけでなく”家族みんなを守るため”にも、子どもの新型コロナウイルスへの感染は予防しなければならないのです。

家族みんなでコロナ対策を続けよう!

緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルスのワクチンが生まれたワケではありません。

第2波のリスクも以前としてあり、今までやってきた新型コロナ対策をこれからも続ける必要があります。

先程「子どもから大人に新型コロナウイルスが感染する可能性がある」と論じましたが、これは当然逆の「大人から子どもに新型コロナウイルスに感染する可能性がある」ということでもあります。

引き続き、アナタと子ども、家族を守るために新型コロナウイルス感染予防対策を続けてくださいね!

[参考1]『新型コロナウイルス感染症に関するQ&Aについて』|日本小児学会

[参考2]『コロナ感染が子どもに拡大、わが子の命を守る心得を東大病院医師が指南』|ダイアモンドオンライン