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2019年1月1日

ワンオペ育児急増中、育児は1人でできるもの?攻略法は?

巷で話題のワンオペ育児ってなに?社会問題にもなりうる切実なママの育児事情、育児は一人でできるのか?探ってみました!

ワンオペ育児ってなんだろう?

ネットを中心に最近よく見る「ワンオペ育児」

最近急上昇していると言われる「ワンオペ育児」、ネットの情報などでよく見かけるようになりました。
ワンオペ育児とはどういった状況を指しているのでしょう?

 

ワンオペ育児とは、ワンオペーレーション育児の略称です。
ワンオペレーションとは、一人で全ての作業を回すことを意味します。

 

牛丼などのチェーン店ではよく見かける、注文から料理、給仕、会計まで接客と調理の一連の流れを一人でこなしている状態です。

つまり、育児にかかる全ての作業を一人でこなしている状態を「ワンオペ育児」と呼称しています。

 

ワンオペ育児は現代の闇?

ワンオペ育児はまさに現代ならではのワードです。

増え続ける核家族化に伴い、育児をしている母親含む若い夫婦は、旦那さんの仕事の事情などで都心近郊に住居を構え、育児の頼れる大先輩である祖母や祖父は離れた場所に暮らしているような状況で起きやすい現象だと考えられます。

特に初めての子育てになる第一子の出産でママに過度のプレッシャーがかかるような状況で、ストレスから育児ノイローゼを発症してしまって、ひどいケースでは自殺をしてしまうなんて事もあるようです。

「ワンオペ育児」というワードがインターネットで普及、認知される時点で、現代では急増している問題であり、無視はできない深刻な問題かと思います。

ワンオペ育児を検証、一人で育児はできるものなのか?

ワンオペ育児危険時期、乳幼児編

ママデビューである第一子の出産、育児というのはママにとってはものすごいストレスです。
生まれたばかりの赤ちゃんというのはまさにまっさらな存在で、宇宙人にも等しい存在ですよね。

大人にしたら当たり前の言葉で意思を伝える、食事をする、トイレをする、といった基本の動作もまだ何もできない弱い存在。
夜でも昼でも泣くことで主張し、しかも共通言語もない状態。何もかもうまくいきません。
今まで自分の体と時間は全て自分の思うように仕えていたママが、突然に片時も目を離せない何もできない赤ちゃんが生活の中心になってしまうわけです。

昼も夜も一緒、しかも夜も泣けば起こされてしまう。
体力的にも精神的にも、全てをワンオペでこなすのは過酷で難しいことだと思います。

乳幼児を一人で育てることは、例えるならば「マサイ族に将棋を教えるよりも難しい」のではないかと私は考えています。
まず日本語がわからない、共通言語のない人種に、さらに難解な将棋のルールを教えるという難解な状況を想像していただければ、、、と思います。

乳幼児期をワンオペ育児で回すことは、まさに超難所、超危険時期ではないでしょうか。
追い詰められてしまい、鬱やノイローゼになって深刻に悩むママも多いと思います。

 

ワンオペ育児危険時期、幼児編

自分で歩き回り、ちょこまかと移動するようになる幼児期、乳幼児とはまた違った意味で目を離せない時期だと思います。
特に男の子の場合は活動量が多く、少し目を離せば怪我をする、迷子になる!家の中でも気を抜けません。

階段から落ちたり、ストーブなどの危険物を触ったり、、、。
一人にはしておけず日常的に連れて歩くしかありませんし、お出かけでも家の中でも気が抜けません。
ママは常に気を張っていなくてはならないので、じっとしていてもママは精神的に消耗してしまいますね。

それにこの時期は体の発達のためにバランスを考えた食事にしてあげなくてはなりませんし、トイレトレーニングなども並行して行うので家事へのウェイトも重くなる時期です。

保育園や幼稚園デビューのために集団生活に適応させる準備も始まるので、いろいろな意味で子どもの生活習慣を考えた育児が必要な時期です。
乳幼児とはまた違った意味で危険な時期だと思います。

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ワンオペ育児の可否、結論は?


上記の育児の超難所を踏まえた上で、ワンオペ育児は可能なのでしょうか?
第二子や、育児になれているママはともかく、第一子からもうワンオペで育てるのは無理があると私は感じています。
  
昔のママは一人で育児を立派にこなしていたなんていう人もいますが、核家族化が進んでお隣さんなどの人同士の心の密度も疎遠、経済状態も全く違う現代において、全くのワンオペ育児はほぼ無理と断言したいです。
育児はまさに100%ママの裁量のもとに、誰の加護もなく進行する長期的な責任を伴う任務です。そんな状況を全くの未経験の状態で一人で担うのですから。
男性の仕事にたとえるならサラリーマンがいきなりノウハウもなく起業して、養うべき従業員を抱えるようなものと言っても過言ではないと思います。 

ワンオペ育児で苦しむパターンは?

 

祖母や親族が近くにいない

育児の先輩で、最大の協力者とも言えるおばあちゃんが側にいるというは理想的な状況です。
精神的負担が半分くらいになると思います。
実質一人でこなしていても、いつでも相談できる先輩が側にいる状態では精神的疲労が全然軽くなると思います。ワンオペ育児の最大の問題が、「私がいなくなったり倒れたりしたらこの子も」「何かあっても一人で対処しないといけない」
プレッシャーにより、いつも過度の緊張状態が続くことではないでしょうか。つねに気を張っている状況、頼れる存在がいないというのは、実際の家事育児よりも精神的に追い詰められるものだと私は思います。 

専業主婦で社会的に孤立している

 

自分の両親はもちろん、頼りにできる相談者やご近所さんが側にいない状態で、「全て自分でなんとかしないといけない」状況の持続で
これも精神的な疲労が問題になります。

いつも同じ家の中で育児と向き合う閉塞状態である場合、大人と会話することもなく、息抜きもできない状態は育児ノイローゼを引き起こす可能性もあります。

 

夫が育児に理解がない

「育児は女の仕事」、「子育てなんて妻の仕事」と全く理解がない方が旦那さんだと、ママは家事に育児に奔走し、疲れと夫への不満でたたり神のような精神状態になってしまうこともありますね。

精神状態が悪い状態がずっと続くことは、実はすごいストレスなんですね。家事や育児もなげやりになったり、「なんで私ばっかり」といった気持ちを常に抱えていると子どもへの悪影響にもなります。
特定の対象に不満をずっと持ち続けるという精神的ストレスは、ママの体にも良くないんです。

古風で亭主関白といえば聞こえはいいですが、育児と家事の内情を理解せずになんとなくされる関白宣言はママにとってはたまったものじゃありませんね。

ワンオペ育児を少しでも楽にするコツ

ワンオペ育児攻略その1:時短を考えて家事をラクにする

生活習慣や家事の手順というのは、ひとそれぞれ癖があるもの。家事の手順などを見直してなるべく楽にしていきましょう。
育児はずっとはつづかない。いずれ子どもは大きくなりますので、今が苦しいなら今だけでも手抜きできるところは手抜きしていきましょう。

    • ●掃除の回数を減らしてみる。
    • ●乾燥機能までついた全自動洗濯機の導入も!
    • ●大人の食事は超ラフに。出前もコンビニも3食に1食くらいはOK!
    • ●ゴミ出しは極力旦那さんにも手伝ってもらう
    • ●アイロンがけのいらない形状記憶のシャツを多く

この時ばかりは旦那さんに事前に断りを入れて理解してもらいましょう。
育児で手一杯なので家事は期間限定で少々手抜きをします!と宣言していいと思います。きちんと話してもわかってもらえない旦那さんの場合は困りものですが、、、イクメンなんて言葉もある現代ですから、そこまで理解のない旦那さんは珍しいと思いますが。

特に小さい時のママの振る舞いは、子どもの人格形成に影響が大きい大切な時期です。
ここぞとばかりに育児以外の家事は手を抜くべき時だと思います。

 

ワンオペ育児攻略その2:近所に味方を増やすべし

直接的に家事や育児を助けてくれなくても、自分の現状を知っててくれて愚痴や近況が言い合える人がそばにいるだけでも精神的には全く違うもの。
前述のとおり育児の負担は精神的なものと肉体的なものに大きく2分すると思いますが、近所に味方を増やすことで得られる効果は精神的な負担の軽減です。

育児ノイローゼは心身ともに複合的に進行しますが、精神面の負担が大きく作用するものです。
親族やご近所に自分の話をできるようなラインをつねに持っておくことは重要です。
ママ友でも近所のおばちゃんでも大家さんでも、育児の先輩として情報をもらえる方とは日頃から仲良くしておきましょう。

子どもをベビーカーに乗せてちょっとしたお散歩をした時に、「あらーーー可愛いわねー」なんて声をかけてくれる方には相談しやすいです。
「子育ての大先輩として教えてください!離乳食をあげる時にこんなことがあって、、、どうしてましたか?」なんて気軽に声をかけると、親身に教えてくれる方もいますよ!

 

ワンオペ育児攻略その3:ベビーシッターを有効に使う

直時代の多様化はママに冷たいばかりではなく、今の時代だからこそのサービスもあるんです。
1時間単位で子どもを預かってくれるサービスもあります!

ワンオペ育児は本当に近年増加傾向にあり、ホットなキーワードとなりつつあるので行政やサービスも対応し始めているんですね。
地域ごとに実施しているサービスや、行政の託児事業もあります。
お住いの地域情報を確認してみましょう。

少しの時間でも育児から離れて自分の時間を持つことで、気分的にもリフレッシュして新たな気持ちで育児に向き合うことができます。

まとめ:ワンオペ育児で苦しむか苦しまないかはママ次第。苦しむ前に楽にする工夫を

育児を一人でする状況は間違っている!!と私は声を大にして言いたいです。

周りの理解が得られなくても、子育てに苦しんで心を病んでしまうのはもってのほか。誰も幸せになりません。理解を得るために、まずは自分の状況と苦しい心情を理解してもらう努力から始めましょう。
育児ノイローゼになるママは完璧主義で、一人で抱え込んでしまう人が多い傾向にあると思います。苦しむために子どもを産んだ訳じゃないし、ママの悪い精神状態が子どもにも影響してしまうのはもっとも避けるべき状況ですよね。まっさらな状態で生まれてくる子どもにとって、初めての世界はママなので、この時期は特に心おだやかに精神衛生に気をつけて子育てをしなくてはいけません。一人で抱え込まないで周りに甘えてうまく回す事を考えるのもママの裁量しだい、大切な子育ての一環だと心得て、一度状況を見直してみる必要があると思うんです。

 

 

  • ワンオペ育児急増中、育児は1人でできるもの?攻略法は? まとめ
  • ワンオペ育児とは、すべての育児をワンオペレーションでこなす略称
  • ワンオペ育児は現在急増中の現代社会特有の問題である
  • ワンオペ育児、2大危険時期は乳幼児期と幼児期
  • 祖母や親族が近くにいない、社会的孤立、夫の理解不足などがワンオペ育児の要因に
  • 普段の家事を楽にすることで育児の負担を減らそう
  • 結論としてワンオペ育児は無理がある。苦しむ前に打開策を考えよう

 


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