【私の出産】1人目、男の子の場合

はじめまして。
私は、1歳8ヵ月の息子と0歳4ヵ月の娘をもつ母です。

今回は、2人を産むまでの体験談を書かせていただきます。

初出産は男の子でした。

出産に関しては人それぞれではあると思いますが、私の体験が参考になれば嬉しいです。

 

~マタニティ期~初めての妊娠で不安がいっぱい・・・

普通に恋愛結婚で、少しフライングして初めての妊娠した私。周りの家族や友人に妊娠している人はおらず、かなり不安は大きいものでした。

不安の一つとして仕事をしておりましたので、あまり動きすぎないように産婦人科の先生に釘をさされ、『どれくらい動いていいのかわからないよ』と思いながら毎日お仕事をしてました。
何度か張り止めのお薬をもらっていましたが、幸いに職場が理解のある職場でしたので、昼には横になって休みながら、ぼちぼち仕事をさせていただいておりました。

おかげで、なんとか産休に入るぎりぎりまでフルタイムで働くことができました。ちなみにこの後、仕事は辞めましたが。

不安なことはもう一つありました。
それは、自分の実家から離れることです。

旦那の仕事に合わせるために、旦那の実家近くに住むことが決まっていました。自分の実家までは車で1時間。
そう遠くはないものの、高速道路を使っての移動ですので、とても大変でした。
出産自体は里帰り出産と決めていたため、そのことに不安はなかったのですが、仕事を辞めてから里帰りするまでの期間は日中に1人で過ごしていたり、実家まで車で1時間かかったりすることを考えると不安でした。

結局里帰りまでは何事もなく、2週間に1回里帰りの病院に通いながら無事乗り切ることができました。
初めてという不安と戦いながら、なんやかんや無事に一連のマタニティライフを満喫しました。

~おしるしから生まれるまで~陣痛ってこんなに長いの?

里帰りをして、実母に助けてもらいながらのんびりと最後のマタニティ期をすごしていたある日、その日はちょうどクリスマスでした。旦那に私の実家に来てもらい、クリスマスをささやかに祝いました。
旦那が自分の家に帰ったその夜でした。

少しの出血があり、不安になり実母に伝え、インターネットで調べてみると、それはおしるしというものでした。

おしるしがあるとその後、陣痛が始まると書いてあり、『もうそろそろかな』と感じました。
実際にその後、おなかが痛み出しました。間隔を計ると10分程度で、一度産院に連絡を取ると「初産だから、5分間隔ぐらいになったらまた連絡して」と言われました。

徐々に痛みの間隔は短くなっていくような気がして、夜中あたりに5分間隔くらいになり、もう一度産院に連絡、そこで来院するように言われました。
来院してから、機械を付けて陣痛が実際に来ているかどうか、赤ちゃんが元気かどうかの確認をしました。

「赤ちゃんは元気です。」と言われ一安心。

しかし、陣痛は来ているものの、痛みは少しずつ強くなったり、弱くなったりを繰り返していました。
そして、5分間隔だったのがいつの間にか10分間隔くらいに戻っていたのです。
今思えば、前駆陣痛だったのかなと思います。「子宮口は少し開いてるけど、まだまだだね」と助産師さんに言われ、そのまま次の日は病院で1日過ごしました。

子宮口は、10cm開かないとお産に進めないそうです。
その時のわたしの子宮口は3cmほどでした。結局すぐには生まれてこず、次の日の夜には自宅に帰されました。

痛みは全くなかったわけではなくあったのです。その晩はゆっくり湯船につかって、痛みをこらえながらではあったものの少し寝れました。

病院から帰されたのもそれが目的でした。

次の日の朝、再び病院へ、子宮口はあいかわらずでした。

しかし、ここで助産師さんからの提案がありました。それは、『陣痛促進剤』の使用です。

子宮口が全く開いていないわけじゃないから、使ってみる価値はあるとのことでした。
かれこれ2日ほどまともに寝れていなかった私は、陣痛促進剤を使用することを決めました。そして、これが効果覿面だったのです。

投与から1時間で破水し、今までの痛みが嘘のように、更に強いおなかの痛みが襲って来たのです。
このとき、『本当に私自身の陣痛は弱かったんだな』と実感しました。
そのまま、破水から数時間後に子宮口が全開になり、出産へと進んでいきました。

2日以上陣痛に悩まされたのに、生まれる時は本当に一瞬で、つるんとわが子が誕生しました。

結果的に私は陣痛が弱く、自力で子宮口が開かず、陣痛促進剤を使用して出産という形になったようです。

がんばったご褒美=わが子を抱きしめる

私の分娩にかかった時間は48時間でした。
これだけ長いことがんばったご褒美が、かわいいわが子との対面です!
そう思えば、全然辛くなかったかも・・・ということもないですが、とにかく陣痛促進剤を使用した後の陣痛が半端なく痛かったことだけは確かです。

『できれば、もう(促進剤は)やりたくない』と『今度は自分の力で生むぞ』と勝手に決意しながら、愛しのわが子を抱きしめています。
初産で周りに経験者もいない中で不安だらけだったけど、今は愛しのわが子を抱きしめられることに感謝しながら日々過ごしています。

出産は人それぞれとわかっていましたが、なかなか長いお産でした。
いつ生まれるかわからず、家と病院を1時間の道のりを何回も往復してくれた旦那に感謝です。

そして、無事に生まれてきてくれたわが子に本当に感謝です。

 

 

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