子どもに牛乳っていつから?離乳食に牛乳って大丈夫?

母乳や粉ミルクではなく。「牛乳」っていつから、赤ちゃんに与えて良いのでしょうか?
カルシウムを吸収するために必要な牛乳ですが、乳幼児のときに牛乳を飲ませるのはNG!

1歳までは牛乳は飲ませない方が良い!赤ちゃんに負担が大きい「牛乳」


画像出典:Photo-ACより

成長に不可欠な鉄の需要が急激に増す乳児期後半から幼児期に,牛乳を多量に摂取することで鉄欠乏性貧血と低蛋白血症を呈することがあり,これを一般に「牛乳貧血」と呼びます.

出典はしもと小児科:牛乳貧血より

実は赤ちゃんにとっては、牛乳は身体に負担が大きいんです!
上記の引用文にもあるように、1歳にならない赤ちゃんが牛乳を頻繁に飲んでしまうと(牛乳1日600mL以上を3カ月以上継続して摂取)、鉄分が不足し、貧血を起こしやすくなることがあります。
免疫力が強くない赤ちゃんの場合は、牛乳を飲むことで「牛乳アレルギー」が発生してしまうことも。

厚生労働省でも1歳になるまでは牛乳は飲ませないように推奨しており、1歳未満のお子さんには牛乳はなるべく飲ませない方が良いでしょう。

1歳過ぎても冷たい牛乳は控えて。なるべく人肌で飲ませてあげてくださいね!

1歳以降は、牛乳アレルギーでないのであれば、少しずつ牛乳を飲み。身体の成長に必要なカルシウムや鉄分などは牛乳だけでなく、離乳食での摂取を心がけてください。

ただし、大人のように冷蔵庫に入れた牛乳は、まだまだ1歳ごろのお子さんには冷たすぎます。
お腹を冷やして下痢をしないように、なるべく人肌の温度で牛乳を飲ませてあげてください。

小さいうちは牛乳をそこまで飲ませる必要はありませんよ!

お子さんが1歳を過ぎるまでは、牛乳はあまり飲ませなくって大丈夫です。
また1歳以降も、牛乳を飲ませすぎてしまうと、牛乳でお腹いっぱいになってしまい。

離乳食が食べられなくなってしまうこともあるので、1歳以降でも牛乳を飲ませる量は少しずつにしてください。

「牛乳は身体を作るもの」というイメージを抱いてしまいがちですが、ご紹介したように1歳までの子どもには必ずしも牛乳が必要ではないので、ご注意を!

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