人の気持ちがわからない?

小さな子どもは、まだまだ自分のことで頭がいっぱいです!
親の言うことを聞かないし、友だちの言うことも聞いてくれない。

「このまま成長して本当に大丈夫なの?」と不安になってしまうことありませんか?

今回はどうやって人の話しが聞けるような子どもになるのかをお話します。

いつになったら人の気持ちがわかるようになるの?


画像出典:PhotoACより

小さな子どもがいきなり人の気持ちがわかるようにはなりません。
4歳まで子どもは自分の気持ちと相手の気持ちが違うことがわかりません。

だから親が「こんなことしちゃダメでしょ!」と言っても、子どもは頭で理解することが出来ないのです。

でも、4歳ごろになり「どうやら友だちが考えていることと、自分が考えていることは違うんだな」ということを理解するようになり、そうして少しずつお友だちの心に寄り添うことが出来るようになります。

ママや友だちの言うことを聞いてくれる子どもにするには?

小さな子どもは、なかなか大人の言うことを聞いてくれません。
そして、幼稚園や保育園にいるお友だちの言うことも聞いてくれません。

では、人の話を聞いてくれる子どもにするには、どうすれば良いのでしょうか?

そのためには、まず「親がちゃんと子どもの話を聞いてあげる」ということが重要です。

子どもは大人の姿を見て成長します。パパやママが子どもの言うことを聞いてあげれば、子ども少しずつ人の話を聞いてくれるようになりますよ!

また友だちの気持ちがわからずひどいことをしてしまうような場合は「●●ちゃんは、こういうことをされて、どう思うかな?」「こんなことをされたら●●くんは、どんな気持ちかな?」と相手の気持ちを理解するような機会をつくってあげるのも大切なことですよ。

人の気持を理解できないからこそ、保育園や幼稚園、学校で少しずつ勉強していきます!

保育園や幼稚園、学校に子どもが通うのは「出来ないことを出来るようにするため」です。

だから今は友だちや周りの人の気持ちがわからなかったとしても、いろんな人と関わっていくうちに、少しずつ人の気持ちがわかるようになっていきます。

もちろん、そのためのお手伝いを親がすることで、子どもは周りの人の気持を理解できる優しい大人に成長していきますよ!

[参考1]『コミュニケーション能力はどう育つ?』|すくすく子育て

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