梱包テープをご存じですか?セロハンテープに似た透明のテープで、OPPテープとも呼ばれています。

実はこのテープ、子育てのいろんなシーンで使える素敵な魔法のテープなんです。

今回はこの梱包テープを使ったアイデアをご紹介します。

なんでもお手軽ラミネート

子どもが好きなものや興味のあるものの写真やイラストなどにこの梱包テープを貼ってコーティングしましょう。

透明でツヤツヤ、しっかりしたテープがラミネートのような役割をして、子どもが楽しく遊べるカードが出来上がりますよ。

我が家では車の広告の切り抜きを、お菓子の箱を切り取って厚紙代わりにしたものに貼り付け、梱包テープでコーティングしました。

のりもの好きの息子が大喜びで遊んでいます。

大切な本の修復に

お子さんがお気に入りの絵本、たくさん読み過ぎてビリッと破れてしまうことありますよね。

ビリッときた箇所には梱包テープをテーピングしましょう。セロハンテープよりもはがれにくく、しっかりと貼り付けることができます。

また、長年読み続けている古参の絵本や子ども達に人気で痛みやすそうな本には、あらかじめページの端をテーピングしておくと梱包テープによってしっかりと補強され破れにくくなりますよ。

ページをめくる時に紙で指を切るようなこともなくなります。

あらゆる工作の仕上げに

子ども向けのおもちゃを手作りしたり、お子さんが自分で工作をする際などの仕上げにこのテープがピッタリです。

紙やシールを貼ったあとや、ペンで絵を書いたりしたあとなど、最後の仕上げに上から梱包テープを貼り付けてコーティングます。平面も立体も自由自在。

紙やシールは剥がれにくくなり、ツヤツヤした光沢と強度が出て作品がワンランク上の仕上がりになりますよ。

梱包テープはホームセンターではもちろん、100円均一でも購入できます。

おうちにひとつあるととても便利。ぜひ気軽に試してみてくださいね。

現在2歳の息子は、0歳の時から卵アレルギーがありました。保育園での給食は卵完全除去食。親は毎月仕事を休んで献立表の確認の面談に通っていました。

しかし医師の指導のもと、卵を少しずつ食べさせる形の治療をし、現在は卵アレルギーを克服、卵は息子の大好きな食べ物になりました。

今回は息子の卵アレルギー発症から克服するまでのお話です。

食べてすぐにじんましん

息子が卵アレルギーであることがわかったのはまもなく1歳を迎える頃です。それまでに離乳食でゆで卵半分までは問題なく食べすすめることができていました。

ところが、私が復職したことがきっかけで卵をあげることが減り、しばらく間があいてしまいました。そして久しぶりに卵をあげたときです。

食事が終わらないうちに、顔に赤いぶつぶつが…!服をめくってみるとお腹や背中にも。じんましんのように赤くなっていました。

病院での検査

すぐに小児科へ行き、アレルギー検査を行いました。皮膚プリックテスト(スクラッチテスト)といって、アレルゲンの入った薬を皮膚につけ、15分ほど待って腫れがでるか確認するというものです。

この結果、息子は卵黄で少々、卵白でしっかりと皮膚反応があり、卵アレルギーと診断されました。保育園の給食は卵除去食となり、お友達とも離れた席でひとりで食べることになりました。

克服までの道のり

病院の指導で、卵をどれくらいまで食べられるのか確認するため、また将来食べられるようになるために、少量ずつ卵を食べさせることになりました。

離乳食のように、1日目は卵黄耳かき1杯からスタートし、2日目は耳かき2杯、3日目は3杯…と少しずつ量を増やして食べさせます。卵黄が丸ごと1つ食べられたら、今度は卵白を耳かき1杯から。

子どもが少しでも卵を食べられるようにと願いながら毎日毎日、目玉焼きを作って卵黄から少しずつあげました。

子どもが風邪を引いたりお腹を壊したりした時などはいったん中止し、また少量に戻って再開しました。仕事が忙がしかったり旅行に行くなどで中断してしまうこともあり、まるまる一個食べるまで進めるには時間がかかりました。

しかしゆっくりとではありましたが、息子が食べられる卵の量は増えていきます。いつアレルギー反応が出るかとどきどきしていましたが、はじめに湿疹が出た、ゆで卵2分の1を食べてもアレルギー反応を見せることはありませんでした。

耳かき1杯からスタートしたのは夏のことでしたが、卵黄も卵白も丸ごと1つ食べられるようになったのは進級直前の春でした。

丸ごと1つ食べても反応が出ないことを確認し病院へ行くと、「頑張りましたね。良かったですね!」と先生。「卵アレルギーは、検査での数値も参考にはなるが、なにより実食でどれだけ食べれるかが重要」だそうで、卵1つ食べて問題がない以上、特に検査の必要もないとのことでした。

この時点で保育園での卵除去も解除し、家でも普通に卵料理を本人の好きなように食べさせるようになりました。

卵アレルギーは大人になるまでに自然に治ることが多いとされています。息子は卵アレルギーと診断されてから1年経たずに、卵を食べられるようになりました。しかし、子どもによってその反応や体質はぜんぜん違いますし、お医者さんの考え方や治療法もそれぞれ。アレルギーは時に命にも関わる問題です。

卵アレルギーの不安が少しでもある場合には、家庭で判断せず、必ずかかりつけの小児科医や栄養士に相談しましょう。

私はいま2人目の子を出産し授乳中の身ですが、おっぱいに関して思うところが色々あります。1人目を産み授乳を始めた時は思うようにいかず、戸惑うことばかりでよく泣いていました。「せめて出産前から授乳についてもう少し知識があれば良かったのに…」。そう思うことが多々あったので、今回はおっぱいについての基本的なことをまとめてみました。

最初の壁、咥え方と抱き方

はじめて授乳をしたとき驚いたのが、赤ちゃんはおっぱいを飲むのが下手!ということ。

もちろん赤ちゃんやママによって個人差はあります。

授乳にあたりポイントとなるのが赤ちゃんの乳頭の咥え方。意外と口深くまで乳首を咥えさせる必要があります。慣れるまではガッと赤ちゃんを乳房に近づけて、赤ちゃんが大きく口を開けた隙にちょっと強引なくらい乳首を奥まで入れ込みます。

このときに咥え方が浅いと、ママのおっぱいは傷ついてしまうことがあるので注意。私も慣れるまではよく乳首の先端から血をにじませ、それでもおっぱいをあげなきゃいけないことに苦痛を感じていました。

乳頭が傷ついてしまった時には、保護するための軟膏も販売されているので試してみてくださいね。

ママのおっぱいのために、いろんな抱き方で飲ませることも大切です。

基本は横抱き、縦抱き、フットボール抱きの3つ。いろんな角度から飲んでもらうことで乳首にかかる負担が分散され、乳頭が傷つくリスクが減ります。

また、飲み残しがなくなるため乳腺炎の予防にも効果的ですよ。

赤ちゃんは24時間くっついていたい生き物

新生児の授乳について調べると、「2~3時間置きの授乳」というワードがよく出てきますよね。

だけど赤ちゃんも人間。大人が人によって食べるペースが違うように、1回の授乳でたくさん飲める子もいれば、ちょっとずつたくさん飲みたいという子もいます。大人もそうであるように、飲みたい気分の時があればそうでない時もあります。

つまり、人間だからマニュアル通りには行かないんですね。

産まれてすぐの赤ちゃんは口も小さく吸いつく力も弱いです。一度にたくさん飲めなかったり、すぐに疲れて寝てしまう子も。またママのおっぱいも、最初はなかなか量が出ないことも多いです。

このようなことから、あげてもあげてもおっぱいを欲しがったり、体重が増えていかなかったりと思うように授乳できずママはしんどい思いをすることも。

でも悩む必要はありません。赤ちゃんに求められるだけおっぱいを咥えさせていると、赤ちゃんはだんだんと吸うのが上手になります。

また、ママのおっぱいも赤ちゃんに反応してだんだんとたくさん生産されるようになっていきます。

ひとつ確実に言えることは、赤ちゃんはママのおっぱいが大好きということ。なんなら、24時間くっついていたいー…。赤ちゃんはそういう生き物なんだと思えたら、私は授乳が少し楽になりました。

おっぱいと赤ちゃんのことは、マニュアル通りにいかないもの。赤ちゃんとママのペースでちょっとずつ授乳のリズムを整えていけると良いですね。

ママの体と心にあわせて

ママのおっぱいには当然個人差があります。

乳頭の形や大きさ、硬さによっては赤ちゃんがおっぱいを飲みづらい場合も。ニップルシールドという乳頭保護アイテムを使ったり、乳頭マッサージをすることで授乳がスムーズになることもあります。

悩んだときには、助産師さんや母乳外来に相談してみるのも良いでしょう。ママの体や心がしんどくなったら、ミルクをあげる選択肢もあります。

なにより大切なのはママが笑顔でいられること。無理してがんばりすぎないでくださいね。

出産前に知っておきたかった授乳についてのお話でした。おっぱいライフは軌道にのるまで、大変な思いをするママも多いでしょう。だけど、長い目でみれば赤ちゃんがママのおっぱいを飲む期間は本当にわずかな時間。上手に気分転換して、楽しみながら取り組めると良いですよね。

退院後のママをまちうける赤ちゃんのお世話の日々。新生児をはじめ月齢の低い赤ちゃんほど時間や睡眠のリズムが整ってないので、昼夜関係なく対応しなければならないママはとっても大変。特に産後の回復しない体で夜間のミルクやおっぱいをあげるのは本当にしんどいものです。夜間授乳をのりきるためのささやかな工夫をまとめてみました。

気分転換を忘れずに。娯楽を盛り込もう

まだ喋ったりこちらに反応しない赤ちゃんに対する休みない授乳は、時にママを孤独な気持ちに追いやりがち。

赤ちゃんと対峙する気持ちも大事ですが、あまり根詰めすぎずママが自分らしく落ち着いた心でいられることもとても大切なことです。

少し慣れてきたら、動画サイト等で映画や好きなアーティストの映像を見てみたり、雑誌やマンガを側に置いておいて授乳のときだけ開くなど、授乳タイムのお楽しみを用意してはいかがでしょう?

1日に何度も訪れる授乳タイムをママもリラックスして過ごせたら良いですよね。深夜に赤ちゃんと2人きりでも楽しいエンタメがあればきっと乗り越えられますよ。

赤ちゃんが寝ているときはママも一緒に寝て体を休めてくださいね。

環境を整える

授乳は赤ちゃんもママも慣れるまで両手がふさがってしまうことが多いですよね。

授乳タイムに必要なものはあらかじめその場にセッティングしておくとストレスが軽減できます。

たとえばペットボトル飲料やゼリー飲料を近くに置いておくと、授乳中にサッと水分補給や小腹満たしができて便利です。

授乳時間の確認に、アナログ時計を夜間でも見えるよう灯りの近くに配置しておくのも良いでしょう。

また、テレビのリモコンや音楽プレーヤーなど、気分転換グッズもあらかじめ授乳場所のすぐ側、片手でとれる位置においておくと便利です。

さりげない工夫ですが環境を整えておくことで夜間対応のママ自身のストレスが少なくてすみますよ。

ひとりで背負いこまない

授乳してはおむつを変え、なかなか寝ない赤ちゃんを抱っこして…眠気と戦いながら1人で赤ちゃんの対応をしていると、だんだんつらい気持ちになってしまうことも。

何回くらい授乳しているか、寝かしつけにどれくらいかかったか、何回オムツを変えたのか…1人で色々考えては少ししんどくなっていませんか?

いま考えていることや不安なことをパパや家族、友人、サポートしてくれる助産師さんなど、誰かに口に出して話しておきましょう。

話すだけで心が落ち着くこともありますし、解決につながる思わぬアドバイスをもらえることも。

特にパパには、一緒に育児に取り組む戦友として、ママがどのように頑張り悩んでいるかを知っておいてもらうことが大切です。

授乳やおむつ替えの記録をいつも見てもらうようにすると状況を共有できます。

赤ちゃんやママの状態を知っておいてもらうことで育児や家事に対するパパの意識も高まるのではないでしょうか。

新生児期の育児はマニュアル通りにいかないことも多く、心が折れちゃいそうな時もありますよね。でも明けない夜はありません。辛くなったら、とりあえず今この瞬間を乗り切ることだけ考えてやり過ごしましょう。気づけば時間が経って、今このときを愛しく懐かしく思える時が来るはずですよ。

待ちに待ったベビーの誕生は本当に喜ばしいもの。

けれど出産後には、赤ちゃんやお金にかかわる大切な事務手続きがいくつかあります。

ママは産後、体の回復に時間がかかったり赤ちゃんのお世話で思うように時間がとれません。
早めに必要な各手続きをチェックをしておいて、できる限りスムーズにすむよう準備しておきたいですね。今回はパパとも共有しておきたい赤ちゃん誕生後の手続きについてご紹介します。

出生届の提出

【提出先】子の出生地、本籍地または届出人(父または母)の所在地の市区町村役場
【期限】出生日を含めた14日以内

出生届は誕生した赤ちゃんを戸籍や住民票に登録するための手続きです。用紙は出産した病院でもらうか、自宅出産等の場合には担当の医師・助産師から渡されるでしょう。もしもらえなかった場合には市区町村役場へもらいにいきましょう。なお出生届の用紙には出生証明書欄があり、この部分は担当医師等による記入が必要です。

児童手当金の申請

【提出先】現住所の市区町村役場
【期限】出生日の翌日から15日以内が良い

児童手当は0歳~中学生修了までの子を養育している家庭に対し、国から支給されるものです。原則として申請した月の翌月分から支給を受けることができます。申請が遅れた場合、期間をさかのぼって受け取ることができないので注意しましょう。
出生届の提出時に併せて手続きを行えば二度手間にならずに済みますね。
なお、支給金額は3歳未満が一律15000円、3歳以上~中学生10000円(第3子以降は15000円)となっています。※子の養育人数ごとに所得制限あり・所得制限以上の場合は一律5000円

健康保険の加入申請

【提出先】社会保険の場合/勤務先の担当者 国民健康保険の場合/自治体窓口
【期限】出生後すみやかに

産まれた赤ちゃんが医療費助成を受けるために、まずは健康保険への加入が必須です。両親どちらか、年収が多い方の健康保険の扶養として加入することになります。万が一加入していない状態で赤ちゃんが病院で治療を受けた場合、立替えて支払うことになるので注意が必要。出生後、迅速に手続きするのが良いでしょう。国民健康保険の場合には、出生届・児童手当の手続きと一緒に手続きすることができますね。勤務先の健康保険に加入している場合にはまず勤務先の担当者に確認するのが良いでしょう。

乳幼児医療費助成の申請

【提出先】各自治体の担当窓口
【期限】子の健康保険加入次第、すみやかに

子どもが医療機関を受診した際に費用の一部や全額を自治体が助成する制度です。
各自治体によって制度が異なるため、対象となる年齢や助成の金額、申請に必要な書類は地域によってそれぞれです。手続きには子どもが健康保険に加入していることが必要。赤ちゃんがいつ病院を受診することになっても大丈夫なように、健康保険証が届き次第、居住している自治体の担当課で手続きをするようにしましょう。

出産育児一時金の申請

【提出先】産院または各健康保険組合の窓口
【期限】受取方法により異なる

出産育児一時金は、加入する健康保険組合から出産費用として給付される補助金です。通常、出産した子1人につき42万円が支給されます。(多胎の場合、42万円×人数分)
出産育児一時金には下記の3通りの受け取り方法があります。

・直接支払制度
各健康保険組合から医療機関に直接支払われます。この制度を活用すれば、病院では42万円を差引いた差額分のみ支払えばOK。病院から渡される書類に記入し提出するだけなので手続きも簡単です。支給金額よりも分娩費用が安く済んだ場合には、健康保険組合に申請すれば差額分を受け取ることもできます。

・受取代理制度
小規模な医療機関等で上記の直接支払制度を導入していない場合にも、健康保険組合に申請すれば直接支払制度と同様に組合から医療機関に支払われます。健康保険組合から申請書を発行してもらい、医療機関が必要項目を記入。出産予定日まで2か月を過ぎてから健康保険組合に申請を行うようにしましょう。

・産後申請
上記の制度を使わず、出産費用をいちど全額自費で支払った後に健康保険組合に申請し、支給してもらう方法です。出産する医療機関で直接支払制度や受取代理制度を使える場合でも、希望すればこの産後申請を選択することができます。
健康保険組合等で申請書類を発行してもらい、必要事項を記入。医療機関の記入欄もあるので忘れずに確認を。出産後、健康保険組合へ提出しましょう。

高額医療費

【提出先】健康保険組合の窓口
【期限】診察日の翌月~2年の間

医療費が高額になった場合に、自己負担限度額を超えた分が高額医療費として返還される制度です。保険が適用となる治療が対象であるため、通常は妊娠出産に関しては適用外。ただし帝王切開や切迫流産に対する治療等、保険対象となる医療行為があった場合にはこの制度が適用されます。該当する治療を受け、医療費が高額となった場合にはぜひ活用するようにしましょう。
※自己負担限度額は、年齢・所得によって変わります。

出産という大仕事を終えたあとにも関わらず、必要な事務手続きがたくさんありますね。ママは赤ちゃんのお世話に大忙しの日々が始まるため、パパや家族にできることはあらかじめお願いしたり、産前から提出用紙の書けるところは記入しておくなど、事前の準備がきっと役に立つはず。早めにチェックし、家族で共有できるといいですね。

妊娠期間も後期になると、間近に迫るお産の日を思ってなんだかそわそわしますよね。今回は出産や産後に備えて妊娠後期にやっておくべき準備についてお話します。

準備がしっかり整っていれば、きっと心穏やかにお産に臨めるはず。

私は2年前に出産を経験していますが、その時の経験をふまえお伝えしたいと思います。

入院セットを準備しよう

用意するべき基本的な入院準備の品は、分娩予定の病院から指示がありますね。バスタオルや前開きのパジャマ、骨盤ベルトなど…。

産院によって用意するものは異なるので早めに確認して揃えておきましょう。

ただし、早くから準備した場合はちょこちょこ中身の確認や整理をすることをおすすめします。

私は随分早くから入院セットをまとめていたのですが、知らない間にバッグの中で液体が漏れていて、いざ入院当日に開封したらバスタオルが使い物にならなかったという悲しい思い出があります。

産後のつらい体をひきずって院内のコインランドリーに行ったりコンビニに買い足しにいったりと、体に無駄な負荷をかけることとなってしまいました。入院セットに不備があると産後にダメージを受けた体にも、心にも負担が大きいですよ。ご注意を!

また持ち物リストにはないかもしれませんが、スマホの充電器や眼鏡、日常で使っている薬やスキンケア用品なども必要ですよね。

忘れなく用意しておきましょう。

あると便利!なオススメグッズ

1人目を産んだ時の経験から、産院からの持ち物リストにはなかったものの用意しておくと大変便利なおすすめグッズをご紹介します。

・ペットボトル用ストローキャップ
これは必須のグッズでした。ペットボトルの飲み口に装着しストローが挿せるようになるものです。陣痛が強くなってくると起きあがることすら難しくなります。これがあれば寝たままでもペットボトル飲料が飲める!100円均一で購入可能ですよ。

・ハンディパックタイプの飲料
これも上と同様です。陣痛やお産の最中にペットボトルでは水分補給がしづらいため、同じ飲料でもゼリー飲料のようなハンディタイプのパックに入っているドリンクが断然飲みやすかったです。

・育児ダイアリー
産後に授乳やオムツ替えの記録などを記す育児日記をつけたいと思っている方。入院時から手元にあるようにすれば産まれたその日から記すことができます。私は1人目の時、入院時の記録を後から書き写したりして手間がかかったので、2人目の今回はあらかじめ用意しておいて産後すぐから書けるよう入院バッグに忍ばせています。

・ヘアゴム、ヘアクリップ
出産後、すぐに始まる授乳。授乳の際は基本下を向いていることが多いので、はらはらと落ちてくる自分の髪が邪魔になりがち。授乳は1日何回も行います。ヘアゴムやヘアクリップがあれば余計なストレスに悩まされずにすみますよ。

退院後のこと考えていますか?

退院後は、自宅に帰りますか?しばらく実家などで過ごしますか?

いずれにしても、産後すぐのママと赤ちゃんは思うように外出することができないし、昼も夜も赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいに。

退院後に必要になりそうなものはあらかじめ用意しておくと安心です。

今回は赤ちゃん用品ではなく、産後のママのためにあったほうが良いものをご紹介します。

・生理用ナプキン
人によりますが、産後1ヶ月近くは悪露という出血が続きます。生理用ナプキンで対応できるため、事前に用意しておくと買い物を頼んだりする必要もなく安心です。

・授乳クッション&円座クッション
授乳クッションは授乳中に赤ちゃんを支え、ママの体の負担を和らげる半月型のクッションです。我が家では授乳期を終えたあとも親子でお気に入りのクッションとして使っていますよ。
円座クッションは産後のお股の痛みを緩和させるグッズです。私はこのクッションがないと座ることができなかったため、退院前にあわてて家族に用意してもらうことに。ただし必要かどうかは自然分娩かどうか、会陰切開をしたかによっても異なるため、事前に用意するかどうかは見極めが必要です。

・乳頭保護クリーム
赤ちゃんの口は小さく、おっぱいに慣れないうちは上手に乳首を吸ってくれません。またママも初めての授乳には戸惑うことが多いですよね。授乳が軌道にのるまでの間に、ママの乳首に傷が出来てしまうことは珍しくありません。乳頭保護クリームをすぐ使えるように用意しておくと、辛い思いをせずに済むかもしれません。

お産はいつ始まるかわからないもの。余裕のあるうちに準備をしておくとスムーズです。

陣痛が来たときにすぐ対応できるよう、家族とで相談したり、産院やマタニティタクシーの電話番号を共有しておくことも忘れずに。

赤ちゃんに会える日を安心して迎えられると良いですね。

世のパパママが避けて通れぬ茨の道、魔のイヤイヤ期。
間もなく2歳になる我が家の長男はまさにイヤイヤ期真っ只中です。イヤイヤは成長の証!発達の過程!と、わかっていても日々多忙なパパママにとってつらい時期ですよね。今回は、そんなイヤイヤ期の我が家における具体的な対応策をご紹介します。

頼りにしてるよ、手伝って!

イヤイヤにも色々ありますが、特に困ったのは食事の時間になかなか自席につかないことでした。保育園の登園時間も迫っているし、パパママもおなか減ったし、ご飯は冷めちゃうし…。
どう説得しても「ごはんやだ!まだ遊ぶ!」とイヤイヤし続け、親は途方にくれてしまいそう。

そんな時息子を変えたのは“お手伝い”でした。

「ママのお手伝い、頼んでもいい?」「これ、どこに置くんだっけ?」と問いかけながら箸やスプーンを渡してみます。

すると意外にも「これ、ママ」「これ、パパ」と言いながらきちんとお箸をテーブルに並べていくではありませんか。毎日の食事の中でちゃんと家族のお箸の定位置を覚えていたのですね。

また、ベランダで栽培しているミニトマトを一緒にもぎって「ここに乗せてね」と伝え、サラダの上にトッピングをしてもらったり、ブロックチーズの包装紙をぺりぺりと剥いてお皿に載せてもらうなど。

お手伝いをしてもらううちにイヤイヤは収まり笑顔も見られ、スムーズに自分の席つくことができました。

自分でできたこと、パパママの役に立ったことがとても嬉しかったのでしょう。また一緒に料理や食卓の準備に参加することで、食事そのものに関心を深められたのかもしれません。

みんなと一緒にやってみる?

我が子には、お気に入りのぬいぐるみがいくつかあります。「ヤダヤダ!」が始まったとき、ぬいぐるみ達と一緒に誘うとやる気になってくれることがあります。

例えば、おむつ替えや着替えを嫌がるとき。くまのぬいぐるみにおむつやズボンをはかせて「あれれ?くまちゃんは上手にはけたよ」と声をかけると、慌てて自分からおむつやズボンを履いてくれたりします。

歯磨きやねかしつけの時もやり方は同じ。ぬいぐるみの口を歯ブラシで磨く仕草をしてみせたり、お布団にぬいぐるみを寝かせてみたり…。

ぬいぐるみの動きを見ることで、自分が今やることはこれなんだと視覚的に理解できたり、ぬいぐるみと一緒ならやってみたい!ぬいぐるみができるなら自分だってできるんだ!等と感じ、自ら行動に移せることがあるようです。

切替えのきっかけは“好奇心”

我が子が激しくイヤイヤする場面のひとつにお風呂がありました。

日が暮れてきてそろそろお風呂に入れたい時間…だけど、本人はまだまだ遊びに夢中。「一緒にお風呂いこう?」と誘ってもヤダヤダと首を振ります。

夕方からの忙しくなるタイミングに思うように動いてくれないと、親の勝手で悪いと思いながらもイライラ…そんな状況を一変させた我が家のお風呂アイテムがあります。

それは、なんてことはないプラスチックの空容器たち。ヨーグルトのカップ、植物の液体肥料の容器、使っていない計量カップです。きっとどこのお家にもありますね。

お風呂にはなかなか行けないけれど水そのものには好奇心旺盛な我が子。このようなプラスチック容器に水を入れてはジャージャーと流して遊ぶのが大ヒットでした。自分で容器を手に持って、目をキラキラと輝かせながらお風呂場へ行くようになりました。

お風呂を嫌がったのは子どもなりの理由があったのでしょう。けれどそれを上回ってしまうようなわくわくがあれば気持ちは前向きに切り替わるはず。

お子さんの好奇心を刺激してあげられるような楽しみを見つけられたらいいですね。

上記で紹介した対応策はいつも万能なわけではなく、昨日はこれが効いたけど今日はダメ…やっぱりイヤイヤされちゃうなんて時もあります。子どもの気持ちを理解したい、見守りたい…と思っていてもなかなか難しいですよね。余裕がない時はこちらまでイライラしてしまうこともありますが、それだけ真剣に子育て頑張っている証拠!と思って深く考えすぎないことも大切かもしれませんよ。

人生を共に歩むパートナーとはいつも仲良しでいたいですよね。だけど育児に追われる日々のなかでは、時に夫婦仲に亀裂が入ってしまうことも…。

我が家も子育てがスタートしてから、出産前よりぶつかり合うことが増えました。それでも衝突するたびに話合い、修正していくことでひとつずつ課題を乗り越え、さらに関係を深めてきたように思っています。

今回は子育て期の夫婦関係を良好に保つためにどんな心がけが大切なのか、自身の経験からご提案します。

がんばりすぎは赤信号!?

我が家で夫婦関係が崩れる時は、決まって私がイライラしている時です。

いつまでたっても終わりのない家事、なかなか言うことをきいてくれない子ども…おまけに自分の体調が悪かったり。家庭内でのちょっとした未処理の課題がたくさんになってしまった時など。日々少しずつ溜め込んでいたストレスが、つい爆発しちゃう時があるんです。

子どもも夫も大切にしたいと思っているからこそ、ちょっとくらい辛くてもがんばるし、知らない間に自分の欲求を色々我慢していたりする。ママってそんな一面がありますよね。

けれど、いつの間にか

「どうして私ばっかり…」
「どうして気づいてくれないの?」
「なんでわかってくれないの?」

こんな思考になっていたら赤信号。心や体が疲れてきていませんか?

行き場のない不満が態度に出てしまったり、ひょんなことから喧嘩に発展してしまうかもしれません。私はいつもこのパターンで夫にイライラをぶつけてしまいます。

「しんどい」って言っていい

ある時、喧嘩の最中に夫に言われたことがあります。

「何もかも全部はわからないよ。なんでも俺のせいなの?」

この言葉にハッとしました。

心に余裕がなくなった私は不満の全てを夫のせいにしようとしていたんです。きっとそれが一番手っ取り早かったからです。

だけど夫は神様ではありません。大変だった私の一日を見ていたわけではないし、体調や考えていること全てに気づけるはずがありません。それに夫にだって、私が知らないだけで、仕事と子育てと家事の日々に数知れぬ我慢やストレスがあるでしょう。けれど彼なりに精一杯こなしているじゃないか…。

「私ばっかり…」と、自分しか見えない状態になっていたことに気づかされました。

しんどい時は「しんどいよ」って伝えれば、相手はわかってくれるはずです。疲れているのなら家事をさぼって休んで良かったんです。知ってほしい事があるならそれを伝えれば良かったのですね。何も言わずに不機嫌な態度をとるよりずっと建設的です。状況や気持ちを伝えれば、問題解決に向けて話し合うことができます。

それ以降「家事が終わらないから手が合いてたら手伝ってほしい」とか、「今日は疲れてるから手抜きにする!」と、言葉にして伝えるようになりました。夫はそれに対し、「今後はこれ俺がやるようにするよ」、「疲れてるなら今日テイクアウトにする?」等と提案してくれるようになりました。

言わずに我慢ばかりして喧嘩になるより、この方が相手にとっても自分にとってもすごく良かったです。

2人らしさを取り戻そう

子育てに追われていると、夫婦の時間って本当に減りますよね。子どものことと家事や仕事に精一杯で、相手を思いやる余裕もなくなってしまいそう…。

そんなパパママには自分たちらしさを取り戻す時間が必要です。

時には実家を頼ったり、自治体や民間団体等の子育て支援事業を活用して一時子どもを預かってもらうのも良いでしょう。2人で食事をしたり散歩をするだけでも、付き合いはじめのお互いに対する気持ちがよみがえるかもしれません。

我が家では子どもがまとまって寝てくれるようになってから、隙間時間を使って自宅での映画鑑賞をするようになりました。並んで映画を観て感想を語り合うだけのことなのですが、2人同じ時間を共有することがお互いの心の距離を縮めているなと実感しています。

子どもの月齢がまだ低く自分たちのための時間が一切とれなかった時には、意識して“ありがとう”“おやすみ”“大丈夫?”と声をかけあうようにしていました。忙しさですれ違ってしまいそうな時こそ、挨拶のような些細なやりとりが大切。小さなコミュニケーションですが、これがお互いをつなぎ留めてくれていたように思います。

子育て期は大変なもの。けれどだからこそ、協力して乗り越えられたならきっと夫婦の結束力は高まるのではないでしょうか。一時的にうまくいかない時があっても、思いやる気持ちがあればまたきっと良い関係を築けるはずです。自分を理解してもらい、相手のことを理解するために、感情的にならず歩み寄る姿勢が持てたら良いですね。

我が家には手作りグッズを作るのが得意な家族がおり、よく子ども向けのおもちゃを作ってくれます。その中から子どもに大ヒットだったおもちゃをご紹介。どれも家にあるものや100均の材料で簡単にできますよ。

ひも落とし

容器に紐をどんどん入れていくおもちゃです。

写真の容器は100円均一で購入したものですが、お菓子の空き容器などあらゆるもので代用できます。

作ると言っても簡単で、カラフルなひもを適当にカットし、三つ編みにしたものをたくさん用意するだけ。

息子は夢中になって容器に紐を落としては取り出し、また落としては取り出すという遊びに集中して取り組んでいます。

カラフルぽっとん

BOXの中にアイテムをぽとんぽとんと入れていくおもちゃです。

焼き海苔やお茶葉、ポテトチップス等の筒状の容器に画用紙やマスキングテープ、シールなどを貼って飾りつけし、専用BOXを作ります。

続いてフタの部分を切り抜いて口を作ります。貯金箱の口のようにしてみたり、入れるもののサイズぎりぎりに合わせてカットすると、子どもが遊ぶとき楽しいようです。カットした部分には切り口で怪我をすることのないよう、ビニールテープなどを貼って保護しておきましょう。

BOXの中に入れていくアイテムとして、100円均一で売っているカラフルなポンポンや、子どもの好きなモチーフやキャラクターの切り抜き、シール等を用意します。

息子は「ぽっとん。ぽっとん。」と言いながらBOXの口にポンポンをどんどん入れて、フタを開け中身を全部出してはまた入れて、を繰り返しています。これもすごく集中して夢中になって遊んでいます。

ガラガラ♪ペットボトル

空のペットボトルを用意し、100円均一で売っているビーズやポンポン、鈴などを入れ、フタの部分をビニールテープ等でしっかりと止めて開かないようにします。

続いて飲み口の部分にゴム紐などをつけます。見た目も楽しく、鳴らして楽しいカンタンおもちゃのできあがり。

ポイントは色々な色、形のものを入れること。キラキラした素材は視覚にも刺激的です。

息子はゴム紐をびよんびよーんとひっぱってみたり、直接握って振ってシャカシャカと鳴らしてみたりしています。「きいろ!ぴんく!きらきら!」などとカラフルな中身も楽しんでくれているようです。

おうちで気軽に作れる手作りおもちゃを紹介しました。おうちでぜひ試してみてくださいね。
※紐やポンポンなど小さなアイテムは誤飲に十分お気を付けくださいね。

授乳中のママが誰しもかかる可能性がある、乳腺炎。

乳腺炎になるとおっぱいに痛みや発熱を伴います。授乳にも抱っこにも響きますし、赤ちゃんのお世話をしながらそれらに耐えるのは本当に辛いですよね。 もしもの時に焦らず無理せず対処できるよう、 乳腺炎について事前に知識を得ておくと良いかもしれません。

乳腺炎とは?

乳腺が炎症を起こしてしまい、痛みや腫れ、熱感を伴う症状を指します。母乳が乳管に溜まって炎症を起こしてすうっ滞性のものと、乳頭の傷などからの細菌感染によるものがあります。

授乳中のママに多いのは、母乳が溜まってしまうことによって生じるうっ滞性の乳腺炎。

乳腺炎の痛みは乳房のチクチク、ピリピリとした感じや圧迫されるような痛みです。発熱やインフルエンザの時のような全身の節々の痛み、悪寒を感じることも。 乳房が硬く、赤く腫れ、脇に違和感を感じる場合もあります。

乳腺炎の原因

乳腺炎は分娩後6週間の間に起こることが多いですが、授乳中であれば他の時期に起きることもめずらしくありません。

産後、順調に母乳が分泌し赤ちゃんが哺乳していけば問題ないのですが、授乳間隔が長い、吸わせ方が未熟である、母乳の分泌過多、早期断乳などにより母乳がしっかりと排出されないことが乳腺炎の主な原因です。

こうなると次第におっぱいの一部が固くなり、放置していると数時間で状況が悪化し乳腺炎になる恐れがあります。また、ママの水分不足や疲労、ストレスも原因のひとつと言われています。

乳腺炎を防ぐために

母乳がおっぱいに溜まることがないよう、授乳感覚をあけずに授乳することが大切です。

また飲み残しを防ぐため、赤ちゃんにはいつも同じ向きではなくいろんな方向からおっぱいを吸ってもらうように心がけましょう。横抱き、縦抱き、フットボール抱きなど抱き方を変えると効果的です。ママは正しい授乳姿勢でいるよう意識し、片方だけの授乳に偏らないよう、両方のおっぱいをバランスよく吸わせるようにしましょう。

授乳前後は水分を意識的に飲むようにし、ストレスや疲労を溜めないよう赤ちゃんのお世話の合間をぬってしっかり休養をとることを心がけましょう。

おっぱいが強く締め付けられると血流が悪くなり乳腺炎の引き金となることもあります。おっぱいを圧迫するような下着は控える方が良いでしょう。

乳腺炎かな?と思ったら

母乳のつまりを取り、たまっている分を排出するのが基本です。なによりも、可能な限り赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらい、飲み残しがあるようであれば手で絞ります。

痛みや熱で体はしんどいと思いますが、ここで授乳をやめてしまうと逆効果。とにかく溜まっている母乳をどんどん出すことが大切なのです。

熱が38.5℃以上ある場合や、頭痛、悪寒、体の節々の痛みがあるような場合には、病院を受診したり助産師のマッサージをうけるなどの対処が必要です。抗菌薬が必要な場合もあるので、ひとりでがんばろうとせずに専門家に助けを求めましょう。

乳腺炎の痛みは本当に辛いものです。育児中のママに疲労やストレスはつきものですし、授乳中のママなら誰もが乳腺炎にかかる恐れが。おかしいな、もしかして、と思ったら決して無理をせず、家族にサポートを頼むなどして状況が悪化しないように気を付けましょう!そして、もし乳腺炎の症状が出ても授乳をあきらめる必要はありません。 再び楽しく授乳ができるよう 体を休め、適切な対処をとるようにしましょう!