resented by 触れる図鑑
おうちから出れない毎日…。おうちだからできる楽しみをプレゼント!手軽で簡単そして嬉しいレシピ集♪
↓↓↓↓↓おうち遊びに悩んだら↓↓↓↓↓
外出自粛の生活が続き、子ども達と一緒の毎日の中で仕事や家事に追われているママ達。
だんだんとすることがなくなって、同じことの繰り返し、子ども達もママも知らぬ間にストレスをためていることだと思います。
そんなときにおすすめなのがおうちキャンプです。
キャンプと言っても外でするのではなく、おうちの中。
マンションやアパートに住んでいる親子でもアウトドア気分を味わうことが出来ます。
ポップアップテントがあればいいのですが、もしないときにおすすめなのが『シーツテント』『段ボールテント』です。
シーツと小さな机・もしくは段ボールとごみ袋があれば子どもたちだけのテントが出来上がります。
おうちキャンプとは家の中で楽しむキャンプのことです。
そんなのキャンプじゃない!と思うかもしれませんが、自粛中の今とてもいい気分転換になりますよ。
SNSでみるおうちキャンプのように完璧にしようと思わないでおうちで簡単にキャンプっぽいことをするだけです。
必要なものはいくつかありますが、もしなくても大丈夫。家にあるものだけで充分楽しむことが出来ます。
☑ポップアップテント
☑寝袋・シュラフ
☑レジャーシート
などがあるとベストです。
ポップアップテントがない。
お部屋にテントを立てるほどのスペースがない。
そんなときにおすすめなのが段ボールテント・シーツテントです。
段ボールがあまりなかったのでテントの骨組みに段ボールを使って三角のテントを作りました。
段ボールを三角に折って骨組みを作り、ごみ袋を貼り付けるだけなので簡単。
子どもたちに折り紙で飾り付けをしてもらいました。
かわいい段ボールテントですが、強度は残念ながらイマイチでした。
ガムテープで補強しながら楽しみました。
そして、シーツテントにもチャレンジしました。
工作や勉強で使っている小さな机にシーツをかぶせると、そこはあっという間に子どもたちだけの秘密基地です。
机の中に大好きなものを連れこんでおもちゃやぬいぐるみと一緒に基地の中。
パッと見た感じこたつみたいになります。
私も小さいときこたつの中にぬいぐるみを持ち込んで母に怒られたことを思い出しました。
「あれ?みんなどこに行ったのかな?」なんて探すふりをすると大興奮でした。
夜はランタンをつけるとおうちキャンプの雰囲気が出ます。
もしあれば寝袋で寝たいところですが、残念ながら我が家にはありませんでした。
寝袋は今後キャンプに行くときにも使えそうなのでネットで購入したいと思いました。
リビングにポップアップテント、ランタンに寝袋なんて子ども達が大喜びしそうです。
おうちプラネタリウムもキャンプ気分がアップします。
プラネタリウム以外におそらの絵本を楽しんでもいいですね。
親子で天井を見上げながら、まったりとした時間を楽しむことができます。
自粛生活を長く楽しく続けるポイントは、いかにおうち時間を楽しめるかどうかです。
おうちキャンプはお庭がない、ベランダも小さくて椅子を出すこともできないそんなご家庭にぴったりです。
段ボールテントやシーツテントもアイデア次第でいろんな形のものを作ることができます。
大人が段ボールを切っている間に子どもたちは折り紙を折って、切って、飾りつけをして・・・作っている間も楽しいです。
自粛生活の中で親子で楽しめることが1つでも多くあることを願っています。
皆さん、おうちの中にこもりっぱなしで親子でストレスが溜まっているのではないでしょうか?
そんなときにおすすめなのがお庭でおうちキャンプです。お庭でおうちキャンプとは、家の庭でアウトドア気分を味わえる簡単なキャンプのことです。
お庭キャンプの方法と必要なもの、お勧めする理由をご紹介いたします。
お庭キャンプのいいところは
☑庭にスぺースさえあればアウトドア気分を楽しめる。
☑いざとなったらすぐにおうちに帰ることができる。
☑雨が降っても大丈夫。
☑本格的なキャンプの練習にぴったり。
☑延長コードで電気が使える。
☑非常食の点検になる。
小さいお子さんを本格的なキャンプに連れて行くことに心配がある親子には特におすすめです。
お庭キャンプから始めて慣れてきたころに本格的なキャンプに挑戦するのがいいでしょう。
また、延長コードを使って電気も使用できるのでホットプレートの使用やホットカーペットやポットを使うこともできます。
防災グッズもや非常食も定期的にチェックしておかないと賞味期限・使用期限が切れているものもあるかもしれません。
お庭キャンプで定期的に見直すようにしましょう。
本当のキャンプ場では、必要なものを忘れてしまったら困ることになります。しかし、お庭キャンプではそんなことがありません。
すぐにおうちに忘れ物を取りに帰ることができます。
新しく買ったキャンプ用品はお庭キャンプで一度試してみるとキャンプ場でもスムーズに設置、使用することができて安心です。
我が家はまだ子どもが小さいのでワンタッチで開くポップアップテントを使用しました。
お庭キャンプで必要なものは
☑テント
☑タープ
☑レジャーシート
☑寝袋(シュラフ)
☑キャンプご飯の材料(BBQなど)
☑アウトドア用チェア
などがあると便利ですが、お庭の広さやお隣との距離によっても変わると思います。
グッズがないときにはあるもので代用しながらでも十分楽しめます。
キャンプ飯・・・といっても特別なものを作る必要はありません。
我が家では小学生姉妹2人にキャンプ飯をお願いしところパンにスクランブルエッグ・ハムにウインナー・ナッツにクリームチーズを用意してくれました。
ソーセージは飾り切りにチャレンジしてくれました。
ハムを挟んで、バターにクリームチーズを混ぜ、クロワッサンに塗ってくれたのがサンドウィッチ。風が気持ちいい晴天の日にぴったりのメニューでした。
今度はお庭BBQにチャレンジしたいと子どもたちと計画中です。
我が家には寝袋はなかったので外で寝ることは出来なかったのですが、もしあれば外でお昼寝ができますね。
ほんとうに寝るのではなくても、寝袋の中に入ってゴロンとする非日常感は最高にリラックスできる時間。
寝袋もハンモックもありませんでしたが、庭にお気に入りのお人形を連れて、太陽の下でおままごとをしていました。
レジャーシートを引いて寝っ転がっているだけでも充分気分転換になりました。
アウトドア好きな親子は、本格的なアウトドア用品を使ったお庭キャンプを、
普段はアウトドアをしない親子も自粛の気分転換になるようなお庭キャンプを。
SNSみたいに完璧なキャンプはできないかもしれません。それでも、子どもたちと一緒の時間をストレスなく過ごすことができたらそれでいいと思います。
でも一番大切なことは、ご近所さんのご迷惑にならないようにすることです。
お隣さんとの距離や関係性によりますが大きな騒音やBBQなどの煙には注意しましょう。
お庭キャンプの前に一言お声がけするといいと思いますよ。
もし、どうしても煙が気になるようでしたら室内BBQに変更できることもお庭キャンプのメリットですね。
親子で素敵な時間を過ごせますように。
コロナで外出自粛が促されているいま、子どもたちとずっと自宅で息がつまっているママいませんか?
子どもたちも初めての体験にもうおうちはヤダ!我慢できない!なんていう子もいるのではないでしょうか。
我が家でも「外行きたい!」「暇だ!」「あれ食べたい!これはヤダ!」と大騒ぎです。
そんな親子におすすめしたいのが『ベランピング』です。
『ベランピング』とはベランダでするグランピング(魅惑的なキャンプ)のことです。
でも、この時期グランピング用品を買いに行くのも難しいし、お金もかかってしまいます。
この記事ではコロナで外出自粛のいまだからこそおすすめしたい、とにかく気軽でSNSとしてはキラキラしていないけど子どもの笑顔があふれるベランピングを紹介いたします。
「外で遊ばせてあげたいけどやっぱりコロナが気になるなぁ」とか、
「外出をすると人からどんな目で見られるかな?」とか、
子どもを連れて出かけることが難しい時期ですよね。
周りからどう思われるだろ?もし、感染ったらどうしよう?なんて精神的なストレスも大きいです。
ベランピングは人の目を気にせずにお外気分を味わうことができます。
人目を気にしないだけでノンストレスです。
キラキラしていないベランピングでも子どもたちは楽しめるはず!
とはいっても、どんな風に楽しんだらいいのか分からないというママへ。
ベランピングの非日常感さえあればいつも食べているおにぎりでも、テイクアウトのサンドイッチやパンでも子どもたちは楽しんでくれます。
いつも通りのおやつを食べただけでも「外の少し肌寒い風が気持ちいい!」と大きく伸びをしていました。
やっぱり外で食べるおやつは格別のようです。
普段は洗濯物を干すためだけの我が家のベランダ。
SNSで見るようなおしゃれなウッドデッキやソファなどはありません。
不要な外出自粛中のいま、わざわざ用品を買いに行ったり、ネットで注文するのもな・・・。
ということで我が家のグランピングで使ったものは
☑子ども用の椅子
☑レジャーシート
☑ブランケット
以上です。
家に有ったものだけ。
そして、美味しいおやつと家族が揃えば楽しい時間に早変わりです。
いまインターネットでベランピングを調べるととてもお金がかかっていて、ベランダとは思えない写真でいっぱいです。
キラキラしていてこんな優雅な空間、我が家では絶対無理!と思うママもいるでしょう。
しかし、ベランピングは豪華でなくても、無理せず気軽に、親子が楽しめたらいいんです。
外出が気軽にできない今だからこそ、天気のいい日には外に出る。
人の目を気にしないでいいのに、空が見える空間。それだけで充分です。
ベランピングでおままごとをしたり、本を読んだり、ボーっとしたり。ただそれだけ。
写真がキラキラしていなくたって、子どもたち気分転換になればいいんです!
最後に、ベランピングをするにあたっての注意してほしいことをお伝えします。
アパートやマンションはベランダを共用部分とみなされることがあります。
それは賃貸でも購入でも変わりません。
共用部分に関しては使用規約や管理規約を守る必要があるので、建物のルールを守るようにしましょう。
特にベランダは非常事態があったときに避難経路になります。
大きな椅子や机などを置きっぱなしにしたり非常口をふさいだりしないようにしましょう。
あと騒音の問題です。
ベランダの解放感で少し大きな声を出したくなる子どもたちもいるでしょう。
マンションだと思いのほか上下の部屋に声が響く場合もあります。
ルールを守りながら親子で楽しいベランピングを楽しんでくださいね。
こんにちは!サイエンスコミュニケーターのくもMです。
奈良県を中心に身近な科学を通じて、学びを遊びに変えていくためサイエンスショーや実験教室を開催しています。
今回のテーマは『アイスクリーム』
皆様アイスクリーム好きですか?好きですよね!
実はそんなアイスクリームは簡単にお家で作れちゃうのです。
今回はアイスクリームをお家にもあるものを使って作りながら、そして食べながら科学を学んでいただこうと思います!食べることも立派な学びです。
それでは早速作っていきましょう。
準備するものは以下の通りです。
・氷:大量
・塩:大量
・牛乳:100 mL
・生クリーム:100 mL
・バニラエッセンス:2, 3滴
・砂糖:15 g
・チャック付きの袋大、小
※1人で食べるには多い量です。ご注意ください。
1.まずは小さい方のチャック袋に牛乳と生クリームを1:1で入れましょう。今回は100 mLずつとしています。
2.バニラエッセンスを2, 3滴、砂糖を15 g加えてしっかりとシェイクしましょう。砂糖をしっかり溶かしてね。
3.しっかりと砂糖が溶けたら、大きなチャック袋に氷をたくさん入れましょう。
4.氷を入れたところに塩をたくさん入れます。※大さじ4杯ほどで十分です。
5.氷と塩を入れた大きなチャック袋にアイスクリームの材料を入れた小さなチャック袋を入れます。※しっかりとチャックが閉まっていることを確認してください。
6.あとはシェイクするだけ!みるみるうちに硬くなっていきます。※とても温度が下がるのでタオルを巻いて振ることをお勧めします。
7.アイスクリームは完成です。
さらに詳しい作り方を知りたい方は一番下の動画をご覧ください。
冷凍庫にアイスクリームの材料を入れて置いておいてもそんなにすぐにアイスクリームはできません。また、カチカチでアイスクリームとは程遠い存在になってしまうのではないでしょうか?
しかし、今回の作り方ではあっというまにアイスクリームができましたよね。なぜでしょうか?解説していきましょう。
大きなチャック袋にはたくさんの氷と塩を入れましたね。そうするとみるみる温度が下がっていったはずです。
皆様も感じることができたと思います。
一体どうして氷に塩をかけると温度が下がっていくのでしょうか?
通常、0℃になると水は氷になりますよね。このように氷になることを凝固、逆に氷が水になることを融解と言います。
今回、大事になってくるのは「融解熱」。融解熱とは固体が溶けて液体になる時に必要な熱量のこと、つまり氷が水になる時に周りから奪う熱のことです。
これは氷や水を水分子の粒として考えることでイメージがつきやすくなると思います。
氷(固体)の状態では水分子はあまり動いていないので、お互いに強く引き合っています。しかし、水(液体)の状態では水分子はお互いに引き合える程度に揺れ動いている状態です。
みんさんもそうだと思うのですが、揺れ動くにはエネルギーが必要ですよね。まさにこれと同じで、氷の状態の水分子が周りからエネルギー、つまり熱を受け取ることで水になることができるのです。
つまり、温度が下がるのは塩をかけることで氷がどんどん溶け、周りから熱を奪っていくからということですね。
氷に塩をかけていくと氷の一部分が溶けていって温度が下がっていくことはわかりました。
しかし、思い出してください。水は0℃になると氷になってしまうんですよね?
氷に塩をかけると-10℃は軽く超えていきます。何が起こっているのでしょう。
これは塩が水に溶けることで『凝固点降下』が起きているのです。
簡単に説明すると、水に塩が溶けることで氷になりにくくなっているということ。つまり、凝固点が降下している、0℃で凍るはずなのに-20℃でも氷にならないようになってしまったということです。
塩が水分子が集まってこようとするのを邪魔しちゃうんですね。
その結果、0℃でも凍らなくなる+氷が溶けて温度が下がる ことでどんどん温度が下がっていきました。
実はこの凝固点降下は身近なところにも利用されています。
冬、道路に白い粉が撒かれているのを見たことがありませんか?
この白い粉の正体は塩化カルシウムと言いまして、塩と同じ働きをしてくれるので道路が凍らなくなるのです。
次の冬には意識して観察してみてください。
凝固点降下の動画⇩
氷に塩をかけるとどんどん温度が下がっていく理由は分かっていただけたかと思います。
しかし、アイスクリーム作りには更なる科学が隠れています。
冷凍庫の設定温度は約-18℃ですが冷凍庫に入れてもこんなにすぐにアイスクリームができないし、なんならカチカチになってしまいますよね。なぜでしょう?
それは冷凍庫と今回の冷やし方の違いに答えがあります。
冷凍庫は冷たい空気が物を冷やしますが、今回はどうでしょうか?水や氷が直接冷やしていますよね。
空気の方が分子が少ないので、冷やすのには時間がかかってしまうのです。冷えるのに時間がかかるということはゆっくりと氷になるということです。
すると、1つ1つの氷の結晶が大きなものとなり、カチカチになってしまいます。
一方、アイスクリームは急激に冷やされて作られるので氷の結晶が細かくなり、柔らかくなるのです。
また、この冷やされ方をイメージするにはサウナで考えるとわかりやすいと思います。
90℃のお湯に手を突っ込んだら火傷してしまいますよね?しかし、90℃のサウナに入っても火傷しません。
これも同じで、空気の方が分子が少ないので火傷しないのです。
アイスクリームを作るだけですがたくさんの科学が詰まっていますよね。
視点を変えてみると色んな所に繋がっているということがわかると思います。
ぜひ、美味しいアイスを食べながら身近に溢れる科学を学んでみてください。
こんにちは!サイエンスコミュニケータのくもMです。
奈良県を中心に身近な科学を通じて、学びを遊びに変えていくためサイエンスショーや実験教室を開催しています。
今回は簡単にお家でもできる『美しい実験』をご紹介していこうと思います。
実は私たちが普段目にする白い光にはたくさんの色が混ざっています。
ロウソクとCDを組み合わせることで、そのことを確かめることができるんです。
お家でも簡単にできるとっても綺麗な実験ですので、ぜひやってみてください。
※火を使う実験なので、お子様は必ず保護者の方と挑戦してください。
準備するものは以下の通りです。
・ろうそく(3号以上の大きなロウソク)
・ロウソク立て
・CD
・火をつけるもの
たったこれだけで美しい実験ができます。
ロウソクは大きいものを使用した方が良いです。3号の大きさがあればOK。
それでは、実験していきます。
ロウソクをロウソク台に立て、部屋の電気を消して火をつけていきましょう。
あとは、ここにCDをかざすだけです。
すると
このようにとても綺麗な色のグラデーションができます。
とても綺麗ですよね。
距離を変えれば
近づけたり、遠ざけたりすることで色が変わります。
色は光であり、光の波長によって色は決まります。
白い光はいろいろな色が混ざっているから白くみえるのですが、光の波長が短い、つまり細かい波ほど紫に見えて、波長が長い波ほど赤く見えるのです。
私たちが見ることのできる範囲の光の波長は約380~780 nmのものまでと言われており、この範囲の光を『可視光』と呼びます。
そして、紫よりも短い波長は目に見えませんので、紫外線と言います。反対に赤よりも長い波長は赤外線と言うのです。
どちらもきっと聞いたことがあるはずです。
もちろん、見える波長の範囲は人によって個人差があるので、人よりも短い波長の光を見れる人や長い波長の光を見れる人もいます。
ここでもう一度さっきのCDの写真を見てみましょう。
光が分けられて様々な色、虹が見えています!とても綺麗ですよね。
ではなぜ、このような綺麗な虹ができるのでしょうか。
白い光にはいろいろな色が混ざっていると言いました。
CDの表面にはピットと呼ばれるとても細かく小さなくぼみが規則正しくたくさん並んでいます。
このピットを読み込むことでCDを再生することができるのですが、ここに光が当たると、下図のように色が分かれてしまします。
このような光をわけるものを『回折格子』と呼んでいます。
色によって分かれる角度は異なり、分かれた色同士が強め合ったり弱め合ったりすることで様々な色が見えるのです。
また、CDを遠ざけたり、見る角度や位置によって色が変わって見えましたよね。これは、目にやってくる光が反射する角度が変わるからです。
いろいろな角度や位置で試してみましょう。どんな色がみえるかな?
このように美しい光を見れる構造は人が作り出したCDのようなもの以外にもたくさんあります。
タマムシを見たことがあるでしょうか?
とても美しい色をしていると思いますが、あれも色素ではなく構造色によるものなのです。
その美しさから国宝にも指定されている飛鳥時代の仏教工芸品である「玉虫厨子」の装飾に用いられていたといわれています。
また、蝶や鳥の羽など生き物たちはこの構造色で美しい色を出しているものが多くいるのです。
現在、塗料や化粧品などにもこの構造色を応用しようという研究もされており、見る角度によって色が変わる車とかが生まれるかもしれません。
本当に楽しみですよね。
周りにいる生き物たちの色が色素によるものなのか?それとも構造色によるものなのか?ぜひ調べてみてください。
こんにちは!サイエンスコミュニケータのくもMです。
奈良県を中心に身近な科学を通じて、学びを遊びに変えていくためサイエンスショーや実験教室を開催しています。
今回は音にまつわる実験をご紹介していきましょう。
私たちは人それぞれ、違った声を持っています。
そして、そんな声は普段目で見ることはできません。もし、見えてしまえば色んな人の声がこちゃごちゃして大変そうですが・・・。
しかし、今回は見えない声を見る実験!
声で模様を作り、色んな人と比べてみましょう。
お家でも簡単にできる実験です。チャレンジしてみてください。
準備するものは以下の通りです。
・ボウル
・厚手の黒いビニール袋
・ビニールテープ
・ハサミ
・塩(さらさらのもの)
黒いビニール袋は100円ショップでも手に入りますが、破れやすいのでホームセンターなどで手に入る厚手の物を使用した方が良いです。
この黒いビニール袋をボウルよりも少し大きめのサイズにカットします。
だいたい直径の大きさよりも10 cmは大きくしてください。小さすぎても大きすぎても後で困ります。
まずは黒ビニール袋をボウルにかぶせていきます。かぶせてから、下の写真のように縦方向にビニールテープを止めていきましょう。
しっかりと黒ビニール袋を伸ばしながらテープを貼っていってください。しっかりと伸ばさなければ綺麗な模様を作ることはできません。
また、対角線上に交互に貼っていくと綺麗にビニール袋を張ることができますよ。
どんどん貼っていきましょう。裏向きにして貼っていくと貼りやすいです。
ここまで貼っていけばひとまずOKです。
表に向けて黒いビニール袋がピンと張れているか確認しましょう。
うまく張れていれば、太鼓のような音が鳴るはずです。
しかし、このままではまだまだ張りがたりません。もっともっと張らなければうまく声の模様を作ることはできないのです。
つぎは、ビニールテープを周りに巻いていきましょう。
この時注意することは、写真のようにビニール袋の膜が張ってあるおもて面から離して、少し下の部分から巻いていくということです。
最低3周は巻いた方が良いので、下の方から巻いていきます。
テープは重ならないように引っ張りながら巻いていきましょう。
これで完成です!さっきとの違いは写真ではわからないかもしれませんが、叩いてみるとすぐにわかります。
音がさっきよりも響くようになったはずです。
それでは実験していきましょう!
実験装置は完成しましたが、このままここに声をかけても音の模様を見ることはできません。
そこで、どのご家庭にでもあるであろうものを使います。
それは、塩です!さらさらしたタイプのものを使用してください。
写真のように表面にまんべんなく塩をまいていきましょう。少なすぎると綺麗に見えないので、多めに巻くことがポイント。
もうこれで準備は万端です。
塩は落ちてしまうので、トレイなどを下にひいておくことをお勧めします。
それが無いと塩まみれになってしまいますよ!
それではこちらに思いっきり声をかけて下さい。
小さな声ではだめです。
おもっいっきり大きな声で、「あーーーーー!!!」と声をかけてあげるのがポイントです。
また、ただ声をかけるのではなく、少し両手で口を覆って音が出る範囲を狭めてあげるとより綺麗な模様を見ることができます。
声をかけるとこうなります。
まんべんなく広がっていた塩が、模様のようになりました。
何だかお花みたいではないですか?
この模様は人によってそれぞれ違います。私のはこのような模様になりましたが、皆様のはどんな模様になるでしょうか?やってみてください。
私たちの声は喉にある声帯という部分が震えることで出ています。
自分ののどに手を当てて、声を出してみてください。そのことは簡単にわかるはずです。
そして、その声帯の震えが空気を揺らし、その振動が耳に届くので音として聞こえるのです。
また、人によって声が違うのは、人それぞれ声帯の長さや厚さが違いますし体格も違うからで高い声の人や低い声の人がいますよね。
男性の声帯は女性よりも長く厚くなるので、声が低くなるのです。のどぼとけが出ているのはそういうことです。
声は振動であるということはお分かりいただけたかと思いますので、なぜ、それが模様を作るのかを解説していきましょう。
ボウルに向かって声をかけると、空気を伝わってその振動はボウルに到達します。
すると、その振動はピンと張った黒いビニール袋の膜を揺らすことになり、揺れは膜表面で下のように波となります。
この波は上下に揺れることになります。すると、揺れている部分と揺れていない部分があるのがわかりますか?
青まるで囲まれたところは揺れていませんよね。
ではここでもう一度、声の模様を見てみましょう。
このように塩があまりない部分と塩がたくさんある部分があります。
塩があまりないところは膜が揺れた部分であり、波の部分。反対に塩がたくさんある部分はちょうど波と波の間の節の部分なのです。
だからこのような模様ができるのです。
この模様は人によって違うといいましたが、それは、人によってこの波の間隔が異なるからです。
この波の間隔が狭いと音は高く聞こえ、広いと低く聞こえます。これを波長が短い、長いと言うのでぜひ覚えておいてください。
また、このように声でできる模様をクラドニ図形と言います。
あなたの声の模様はどんな風になりましたか?
色々な人の声を比べてみましょう。
子どもがいる家庭には殆どあると思う「お絵かきボード」
ママ自身、子ども時代に持ってたり遊んだ事があるよって方は多いかと思います!
とても定番の商品ですね。
今の時代、小さいサイズなら100円均一にも販売されています。
もう知っているよという方もいるかと思いますが、とても魅力的な商品なので改めて「お絵かきボード」のメリット・デメリットを含め、その種類や我が家での使い方などを紹介していきたいと思います。
・磁石式ボード
定番ですね、磁石の力を使って描けるタイプ。スライドで消せます。
軽い力でも描けるので1歳辺りから使えます。汚れる心配もないです。
・水でかけるボード
近い商品でよくあるのが「すいすいお絵かき」シリーズです。ボードというよりシートに直接水が入ったペンを使って水で描きます。水なので汚れる心配もなし。軽い力で描けるので1歳辺りから使えます。自然に消えてしまうので長時間絵を置いておけないのが難点。
・黒板やホワイトボード
専用のペンやチョークで自由にカラフルに描けます。直接描いて専用のイレーサーや黒板消しで消せます。小さい子だとチョークを口に含んでしまったり、描く際にチョークから出た粉を舐めてしまったり、専用のペンでボード以外を汚してしまったりしそうなのが難点。
紹介した商品全て持ち運びができるサイズがあるのも「お絵かきボード」オススメのポイント。
まずはお子さんの様子を見ながら年齢に合わせた商品を使用してみるのをお勧めします。
・トイザらス オリジナルブランド
イマジナリウム
「カラフルお絵かきボードメガサイズ」
〈サイズ〉
・縦37cn横51cm
〈セット内容〉
・お絵かきボード×1
・スタンプ×4(三角・ハート・丸・五角形)
・マグネットペン×1
大きいサイズで思う存分描ける・カラフルなので面白い・スタンプがついている・ペンが収納できるの理由で購入しました。
ボード全て塗りつぶすとこんなかんじになりました。
※初めて使用する際には「塗りつぶす→消す」を繰り返すように記載がありました。
まずは、私が蝶々を描きます。
ペン1本でカラフルに描けるので不思議そうに娘は見ていました。
「スタンプで蝶々さんの羽に模様をつけてあげて」
そう言うと娘はスタンプを手に取り模様をつけ始めます。
スタンプする度に変わる色に真剣になりながらも楽しそうでした。
「でーきた!」と娘。
どうやら蝶々に娘なりのオシャレな模様をつけたようです。とても満足そうでした。
次の絵を一緒に書く時もスライドでパッと消せたので楽でした。
その後も私が猫やウサギの顔の輪郭と髭を描いて、娘が丸のスタンプで目をペンで鼻と口を描きました。
顔が出来上がったら周りにフルーツや野菜を描いて娘が食べさせる仕草をして遊びました。
この前、娘が空を見上げて
「ママ!クジラさんだね!」だなんて雲を指差していました。
子どもの想像力は凄いものです。
そんな想像力や発想力を大切にしていきたいので定番な絵を描く事を日常に手軽に取り入れるのはとても良い事だの思っています。
お家では紙とクレヨンで十分かと思いますが、車などお外では紙だとテーブルなどの台がないと…クレヨンだと失くしてしまう心配…
それだとやはり「失くさないようにね!」「絶対、紙にしか描いちゃ駄目だからね!」なんて言う羽目になります。
お絵かきボードならそういう心配がないわけですから気兼ねなく子どももお絵かきができますね。
是非「定番のお絵かきボード」をお店などで見かけたら色々見てみてください。
きっとお子さんに合ったものが見つかるかと思います。
楽しい時間が増えますように。
トコトコと歩くことが出来るロボットを、自分で作ってみたいと思いませんか?
プログラミングは一切不要。モーターの力で動き出す「ダンボールロボット」の作り方を一緒に作っていきましょう!
[材料]
[道具]
ご自宅にはなかなかないものばかりなので、足りないパーツはホームセンター等に行って、買い揃えてください。
ダンボールから18cm✕3cm程度の細長い長方形を2つ切り出してください。
2つのパーツに連結器に空いている穴と同じ間隔で、ストローが通るぐらいの穴を3つあけましょう。
1であけたそれぞれの穴に、ちょうど穴の幅と同じぐらいの大きさに切ったストローを入れ接着剤で固定します。
3cm✕5cmのパーツを2つダンボールから切り出し、2で作った片方のパーツの上下にグルーガンで固定します。
その後、固定したダンボールに乗せるようにモーターをグルーガンで固定します。
この時にモーターから出ている銅線(短い場合orない場合は銅線を継ぎ足してください)は、巻き込まれないように2のダンボールの内側を通して上側に出してください。
上記のパーツを切り出し、BをA2つでサンドし(接着剤で固定)て中心に竹串が通るぐらいの穴をあけてギアを作ります。
同じものを全部で3つ作りましょう。
切り出したCとDを4の要領で組み合わせ、小さなギアを2つ作ります。
3で作った本体の穴に、上記の順になるように4、5で作ったギアを竹串に通してください。
1個目の穴と3個目の穴に、先に竹串とギアを通すと作業が楽ですよ!
上記のように3つの輪ゴムを通し、残りの1で作ったパーツで蓋をしてください。
左右それぞれから伸びる竹串に連結器を画像のようにはめ込みましょう。
また連結器側の残った穴に短い竹串を通し、こちらもグルーガンで固定します。
残りの連結器から出すぎている竹串と真ん中の竹串をニッパーでカットします。
E~Gのパーツを切り出します。
Eを足底とし横の長い部分にGを重ね、同じものを2つ作ります。
Fに連結器から伸びる上下2本の竹串がちょうど入るぐらいの間隔の穴をあけます。
その穴に2の要領でストローを通し、接着剤で固定。
さらに9で作った足底と組み合わせロボットの脚部を2つ作ります。
最後にそれぞれの脚部の穴と本体の連結器から伸びる竹串を通し、出すぎている竹串をカットして、グルーガンで脚部を固定。
この時、手で脚を動かして上手くギアが連動して脚が動くか確認しておきましょう。
本体上部にスイッチをくっつけ、モーターから伸びる電線とつなげます。
次に本体の真下、ちょうどロボットのお尻の方に電池をくっつけ、スイッチから伸びる銅線をつなげます。
(この時、スイッチから伸びる銅線もダンボールの中を通しましょう)
最後にスイッチを入れて、ロボットの脚が上手く動き出したら完成です!
必要なパーツ数こそ決して多くはないですが、ロボットが動く仕組みとモーターを動かす技術が必要となる大人でも難しい工作です。
でも苦労してロボットが上手く動いた時の感動はひとしお。
ちなみにロボットの頭は自由に作ってOKなので、好きなロボットやキャラクターの頭を載せましょう。
さぁ、君も動画と記事を参考にオリジナルのロボットを作ってみませんか?
女の子はやっぱり、お店屋さんごっこが大好き!「アクセサリー屋さんごっご」にぴったりの簡単手作りブレスレットを紹介します。しかも、このブレスレットの作り方がちょっと変わっているんです。その作り方に子どもがやみつきになること間違いなし!
2019年5月9日:最新情報をもとに加筆修正しました。
●ストロー(曲がらないストローでカラフルなもの、曲がるタイプの時はその部分を切り落とせば大丈夫)
●鉛筆削り(フタを外して使用しますので、刃で怪我をしないように注意)
用意するものは、なんとこの2つだけ。でも、驚くのはこれからです。その作り方が斬新で、ついついやみつきになってしまいます。だからストローはたくさん用意してあげましょう。細くても太くても大丈夫です。色がキレイなストローがブレスレットにした時にかわいいです。
ストローを鉛筆削りで削っていきます。こんな柔らかいもの削れるの?と思われるかもしれませんが、これがススーッとスムーズに削れていくのです。力も入りませんので、刃さえ気をつければ小さなお子様にも簡単な作業です。
あせらずゆっくり回していきましょう。太くなったり、細くなったりしても気にしないで大丈夫です。削り終わりは、出てきている方からゆっくり引っ張り出します。
次に輪にしていきます。ここでも道具は必要ありません。端と端を絡めるようにくるくると巻いていきましょう。ただし、端で繋ぎすぎるとブレスレットとして着けた時に外れやすくなってしまうので、あまり端すぎないように少し余裕をもって重ねて絡めていくのがポイントです。曲がるストローを切り落として使っている場合は、長さが短いかもしれません。そのような場合は同じように端と端と繋いで長い一本にしてから輪にしましょう。
色の違うストローを組み合わせて繋げてもカラフルで素敵です。たくさん作ったら、さあ、アクセサリー屋さんの開店です!
幼いうちに指先を使う作業をたくさん経験しましょう。このブレスレット作りなら、遊びながら指先を上手にコントロールする練習にもなって一石二鳥です。くるくるくる…ストローを鉛筆削りで削る感覚は、とてもクセになる感触なのでおすすめ。親子で、姉妹で、お友達で、たくさん作って値段をつけて、お店屋さんごっごを楽しんでくださいね。